内容説明
『桔梗家』の芸者・お葉とともに客の利三郎を見送った箱屋の新吉に、同心の梶井扇太郎が声を掛けてきた。梶井は、「闇猿」という盗人を追っているという。彼は、最近お葉の客になった利三郎を怪しんでいるようだった。そんななか、南町奉行の退任が決まり、後任には不正の疑いのある八巻清貞が浮上してきた。強盗などの治安の悪化の黒幕に、八巻がいると睨む梶井は、新吉に協力を求めるが……。新章三部作、待望の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
39
新章も完結してしまった。2023/01/06
陽ちゃん
7
シリーズ6冊目。新章3冊目ですが完結編と。新吉を襲ってきていた相手は倒したものの、お葉やお琴のこれからはわからないままなので、本当に完結?手感じです。2023/02/04
犀門
3
No.011★★★★☆新吉、またもや同心の依頼で押し込み事件の探索に乗り出す。黒幕にいたのは次期奉行の座を狙う悪どい奴。2024/03/25
goodchoice
1
なんかこの物語も新章にになってからなんか訳のわからない筋立てとなり、まったくつまらなくなった。これで新章の完結とのことなのでよかった。2023/04/08