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内容説明
よもやの単行本第３弾!! 遂にガッキーの前世の姿が明かされる・・・!! これにて遂に完結。
お坊様の解説 「餓鬼」とは？
第一章 餓鬼であることをたまに忘れてしまう餓鬼
短編 餓鬼の前世の夢
コラム 餓鬼の丁寧な生活
お坊様の解説 餓鬼の前世について
第二章 人里に飛び出した餓鬼
短編 餓鬼と牛鬼の出会い
コラム 餓鬼の岩手巡礼
お坊様の解説 善き友との縁
第三章 飛んでみたかった餓鬼
短編 風の神送り
あとがきにかえて
お坊様のコラム、ガッキーの旅写真コラム、「あおのたつき」コラボ漫画も掲載で大・満・足。丁寧な暮らしをする餓鬼・ガッキーの暮らしを餓鬼草紙タッチのイラストでお送りします。
【解説:吉田武士】
1984年長崎県大村市生まれ。一般家庭出身の浄土宗僧侶。カレー版子ども食堂「いきなりカレー」主宰。
2020年一般社団法人仏教カレー協会を設立。カレーを通じて仏教を伝える「カレー坊主」としてTwitter(@curry_boz)でも発信中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
85
ガッキーの前世の姿が明らかにされたシリーズ完結編。ほっこりとクスッと切なさが絶妙な塩梅。みんな勢揃い、風の神送りも面白かった。またいつかシリーズ再開されたらいいな。【第51回日本漫画家協会賞カーツーン部門大賞】2023/10/16
sin
61
子供の頃、読んだ物語に米を踏んで脚が不自由になり死後天国へ旅立つ百姓と、同じようにしてもこの世で罰は受けなかったが地獄送りになった坊主の話があったが、各々の扱いに納得がいかなかった。罪はそれを罪だと感じる者に降され最期に帳尻が合わされるにしても、神や仏の教えにさえ人間の力を持つものの驕りが感じとれるような気がした。ガッキーは餓鬼道に堕ちて尚、自分らしく正しく生活出来ているのが救いだ。人は死後の救済の為に生きるのではなく、日々のくらしの為に正しく活きるべきだと思うのだが…どうだろう。2023/02/05
たまきら
45
三巻です。コロナが荒れ狂う中、ガッキーもちょっともやもや。そもそもガッキーはどういう人間だったの？など、切ないエピソードも入っていて、ちょっとしんみり読みました。でも、最後にオールスターで風の神送り。早池峰神楽にも諷誦の舞がありますが、この数年過去の人たちの恐怖を現代人も追体験しましたね…。このちょっと怖い「すみっコぐらし」たちは、わたしにあたたかい時間をくれました。これからもラインスタンプでよろしくね、ガッキー達。2023/02/28
rosetta
31
いつの間にやら3巻目。ガッキー(餓鬼)の前世らしき平安貴族の世界や、コロナ禍の世界やら新展開も。なんでもないただのフリーターの生活をキャラクタを餓鬼に変えただけでなんだか意味深に感じる不思議(笑)2023/07/31
まるぷー
26
ガッキーの前世が明らかになる。私欲に走った平安貴族の博士様で仏様から試練を与えられ、丁寧な暮らしをする餓鬼として920年な及ぶ。次第に友達もできてLINEを始めたことにクスッとした。ナマハゲさんは飛行機に搭乗時、危険物として包丁を取り上げられたのか😓「無財の七施」というお経の中の教えは簡単そうで難しいと思う。2023/08/07
