内容説明
廃墟街に天津ヶ原市場を作り、勢力の拡大を進める防人たち。しかし、好調がゆえに野菜の供給問題が顕在化したことで、花梨の仲介で軍との取引を行うことに。物資担当の穴山大尉との会合へと赴く防人だったが、その場に現れた外街の顔役のひとりに因縁を付けられる。相手が持ち出してきた重火器を前に、廃墟街最強たる実力の一端を見せつける防人。一方、《等価交換ストア》によって得られた魔石を使って新たなスキルを身に着け、順調に戦闘力強化を推し進める防人と雫だったが、天津ヶ原コーポレーションの勢力圏にやってきた内街の学生たちによるダンジョン攻略の実地研修に遭遇することになり……。固有スキルを武器にダンジョンと共存する世界の救済に挑む、終末ダンジョンファンタジー、第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
2
内政続きと外交ちょろっと。面白いんだけど話はあんまり進まない。2023/01/14
KUU
1
地味目ではあるがしっかり楽しい。 やたらスキルやステータスに詳しいし、オタネタ通じないしでヒロインはもっと前にダンジョン出来た世界の出身とかそういうのかな? いや、オタネタだけなら「ボトムズのことしか知らない」などの可能性もあるが、時代劇関連の話からもそれっぽいな。天才少女ちゃんが「それってガンダムネタだよね?」な発言してるが――電波受信したか、あるいはヒロイン同様に並行世界からの帰還者か2023/09/11
菊地
1
能力を利用しながら経済・内政・外交などのアプローチで世界を救おうという切り口は面白いけど、スピード感はもうちょっとあってくれた方がいいかなぁ。 この手の「現代ダンジョンもの」は完結しないままエタるイメージがあるので、続いてくれるか心配になる。2023/06/19