内容説明
10~18歳までに育む! 思春期の子どもの心と体の変化から親子の距離感まで、全部マンガでわかる!
今も、そして将来離れて暮らしても。一生、子どもの絶対的な味方でいるために。親も学びの一歩をふみ出しましょう。
「反抗期で何を考えているのかわからない」と親の目が届かなくなる不安や、「大学生がストーカー行為で逮捕!」などデートDVや性犯罪のニュースに心が揺れる日はありませんか? そんな時は「性教育」が助けになります。
本書は、思春期の子どもに訪れる男女の心と体の変化はもちろん、なにが暴力や性被害かを知り、自分を守るための考えを家庭で育むことができます。
18歳で成人を迎えるまであとわずか。子どもが自分の力で生き抜く力を養い、親は子の判断を受け止め、変化していく家族の関係を共に学ぶ思春期の「おうち性教育」を始めましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
63
コミックエッセイ。白表紙が3~10歳対象で黄色表紙は10代思春期編。親が学んで子に伝えようという趣旨の本なので、内容はだいぶ被ってるかも▽[第1章:思春期のおうち性教育って必要?]性教育=生殖にまつわる話、ではない。性は本能ではなく文化と自然科学、教養と知性[第2章:思春期に知っておきたい自分を守る考え方]人との距離[第3章:性の多様性の平等]ジェンダー[第4章:思春期のからだと心]Q&A[第5章:性的に親密になるとき起こること]セックス、妊娠、デートDV[第6章:自立とこれからの親子関係]親子の距離感2023/05/01
あっか
40
新刊。前作も非常に良書でしたが、思春期編となる今作も素晴らしかった…性教育、と書かなくても良いくらい、大切なことが書かれています。親として子どもにどう伝えていくか…という視点と共に、思春期・反抗期だった頃を思い出して「そうそうほんとそれだった!」と思えました。笑 今年長男が中学生、反抗期はなくまだまだ可愛いけれど、きっと来るんだろうなー。子どもの意志を尊重する、失敗した時には受け止める、その覚悟を持って、自立への一歩を楽しみに受け止める親で在りたいです。対応に悩んだらこの本を開こう。笑2023/01/04
さち@毎日に感謝♪
20
前作に引き続き今回も分かりやすかったです。娘が思春期に差し掛かるので、性の事で相談や何か聞かれた時は声掛けの仕方を参考にしたいなと思いました。2023/01/07
ryo
10
わかりやすく勉強になる話でした!2025/07/02
Midori Matsuoka
10
大人がアップデートしないと、という言葉がぐさりとささる。 思春期の子どもをもつ4人の親が村瀬先生を囲んで家庭でできる性教育について学び合うコミックエッセイ。 親じゃなくても大人は読んでアップデートすべき!な1冊。 グサリときたのは今の親世代はきちんとした性教育を受けてきていないということ。たしかに…。 また、子ども自身の選択を尊重し、失敗したときは全力で受け止める、子どもの「幸せ」に向かって支える覚悟をする、という親の姿勢にもはっとさせられた。 性(生)の問題は複雑だけど真摯に向き合わないとなあ。2023/06/06




