てんとう虫コミックススペシャル サメゾン サメとゾンビとなんでも屋（１）

著者名：山内コウタロウ【著】

小学館（2022/12発売）

• ISBN：9784091435699

内容説明

超B級で超最高！新感覚サメゾンビマンガ！

B級作品の定番、サメとゾンビが融合した史上初の超B級マンガ、それがサメゾン！！
サメゾンビがはびこる終末日本を、なんでも屋の少年と道に迷った少女が旅するボーイミーツガールロードムービー！

日本各地固有の誰も見たことがない数々のサメゾンビは必見！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[にぃと]

サメ×ゾンビB級マンガ。突然変異したサメに噛まれた人間がサメ頭のゾンビと化してしまったことにより崩壊した日本で沖縄から北海道までご当地のサメゾンビを退治するストーリー。表紙は実に名作っぽい雰囲気あるが、中身はいかにもなコロコロコミックのマンガ、な辺りが最高にB級してる。サメやゾンビに関する映像作品へのパロディもあるが、コロコロ読む少年はパロディ元わかんないんじゃないの？

2023/01/08

[角]

少年と少女がご当地サメゾンビと戦いながら、沖縄から北海道まで向かう。主人公の少年が無敵な強さなのはコロコロコミック連載だからか。巨大化したメガサメゾンビ、砂の中を泳げるサンドサメゾンビなど、サメ映画のいいところは外していない。鹿児島では砂風呂、福岡ではヤンキー＆スペースワールドなど、ご当地絡めたサメゾンビが出てくるのも笑える。サメ要素よりはゾンビ要素多めな感じだが、まあ好きな人はどっちも好きだろうし、問題ないだろう……たぶん。

2023/01/07

[猿山リム]

　７月１４日はサメ啓発の日らしいのでサメ作品。 　サメ＋ゾンビのようだ。 　映画で既にサメのゾンビな作品は存在するのだが、この作品はこの素材をどう料理してくるのだろう…と、楽しみに。 　おおぅ、確かに斬新ではある。 　リアルな表紙から想像もできない、超絶子供向けの純然としたコメディ。 　コロコロコミックスのようだ…と、思っていたら…よく見たら本当にコロコロコミックスだった。 　子供向けにしてはリアルな描写で、これぞコロコロといったストライクに子供向けのハチャメチャが乗る。 　そのギャップこそが楽しい作品。

2025/07/14