内容説明
第二次大戦中のドイツ空軍はメッサーシュミットBf110、ユンカースJu88という二大万能双発機に機上レーダーを追加し、夜間戦闘機として大規模に実戦に投入。その一方で、純然たる双発夜間戦闘機としてハインケルHe219ウーフーも新たに開発した。これらの夜間戦闘機は、優れた速力と上昇力、重武装、地上レーダーとの連携を活かした邀撃によって、ドイツ本土へ夜間爆撃に飛来するイギリス空軍の重爆撃機を数多く撃墜し、H. W. シュナウファー少佐、ヴェルナー・シュトライプ大佐ら著名なエースを輩出した。本書では、第二次大戦中の代表的なドイツ夜間戦闘機であるBf110、Ju88、He219の3機種について、開発の経緯、配備と運用、メカニズム、各型式、カラーリング、戦歴、関わりの深い人物など様々な面から考察、豊富な写真とイラストを交えて解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizi
4
ミリタリー・クラシックスに載っていた記事の再録。ミリタリークラシックス自体がkindle unlimitedで読めることを考えると、この手のまとめ本に、どこまで価値を見いだすべきか考えてしまう。買ったけど。2025/05/23
kaz
2
イラストは豊富だが、写真はさほど豊富という印象は無い。テーマがテーマだけに関心も低い。図書館の内容紹介は『第二次大戦中の代表的なドイツ夜間戦闘機、Bf110、Ju88、He219について、開発の経緯、配備と運用、メカニズム、各型式、カラーリング、戦歴など様々な面から考察。豊富な写真と図版、イラストを交えて解説する』。 2022/09/21