富士見L文庫<br> せつなの嫁入り 三

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富士見L文庫
せつなの嫁入り 三

  • ISBN:9784040747095

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内容説明

藤十郎とともに京へ戻ったせつな。しかし、第八警邏隊には療養を終えた隊士・本条がいて、あやかしだと見破られてしまう。屯所を追われたせつなは、親戚の都子のもとに身を寄せることとなる。
 せつなと藤十郎は密かに逢瀬を重ねるが、都子は離縁すべきだと言い出す。別の男性に嫁がせようと画策する都子に追い詰められる中、せつなは彼女の抱える秘密に気づく。――それは京をも揺るがす悲しい事件の始まりだった。
 そして、せつなと藤十郎にも最大の危機が訪れる。二人が選ぶ未来は――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

21
知らぬ間に続編が出ていました。藤十郎側に夫婦として認められ、新たな一歩を踏み出せるのかと思っていたら、まさかのトラブル続き…。都に戻ると、せつなの事を受け入れない隊員に、せつな側でも急に出てきた従姉妹が家柄の問題…といって離縁を迫る。結果的には大団円…なのでしょうが、紆余曲折ありすぎです。でも、最後にあった都での生活が楽しそうだったので、必要な時間でもあったのかな。楽しく読了です。2023/12/07

starly

5
せつなの家系のいざこざとなった第3弾。やっと夫婦として認められた後だが、すぐに離婚の危機へと迫る。束の間、2人は別居生活へ。離れていても2人が互いに心配し想い合う姿には羨ましくもある。色々と思いもよらない事が起きるが、どんな些細な事でも彼女は夫の藤十郎へ相談して前回より更に彼女が周りに頼る姿勢があり成長を感じられた。2022/12/30

らっこ

4
一時的にとはいえ二人離れて暮らす展開で、互いに想い合ってる姿勢は盤石ですがいちゃいちゃは少なめ。主人公の愚直さはここまで来ると強味ですね。シリーズ通して亡くなった人への想いに囚われ続けるよりは、今会ってる人の気持ちと向かい合う大切さは伝わってきたかな。王道路線を少し外し、主人公が思っている印象と異なり感情の向きが予想外にいい方向へ間違ってるシーン多いのが黒崎さんの魅力だと思うので、現代お仕事路線もまた読みたいところです。2023/12/04

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