内容説明
学校でイジメにあっても誰にも言えない吉見。離婚後、流行作家との恋でボロボロになる美保。あれほど渇望した自由を手にしたのに、その自由をもてあます信子。丈太郎も謙一も千加も、新しい結びつきを求めて模索してゆく。夫婦って何? 家族って何? 幸せって何? 親子三代の家族の生き方を、渇いたユーモアで描く傑作長編。
目次
吉見の秋
幸せとは
悲しい吉見
煩悶
木枯
吉見の正月
決心
吉見の春
暮れ行く春
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ms.Gordon
0
20042008/02/25
ジャンズ
0
家族それぞれが自分の立場で一つの出来事をどう見ているかがわかる。視点を変えて一人一人の家族の心理を読むのが面白かった。皆、自分の立場で物事を考え、行動するから摩擦が起こったり、すれ違いが起こったりする。離婚、別居、いじめ、...。この本は今から20年前に出版された。今も同じことが起こっている。ここに書かれている様々な問題は普遍的なものかもしれない。幸せとは...「要するに幸せとは目的に向かって一心に進んでいることなんだって」2015/11/03
じゅり
0
それぞれ価値観も違えば、求める幸福も違うことを再認識させられた作品。☆3つ。2012/03/17
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