実験医学増刊<br> 治療の可能性が広がる 抗体医薬 - バイスペシフィック抗体、ADC、シングルドメイン抗

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実験医学増刊
治療の可能性が広がる 抗体医薬 - バイスペシフィック抗体、ADC、シングルドメイン抗

  • 著者名:津本浩平【編】
  • 価格 ¥5,940(本体¥5,400)
  • 株式会社羊土社(2022/12発売)
  • せまる年の瀬!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~12/15)
  • ポイント 1,350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758104074

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内容説明

様々なフォーマットの抗体医薬の開発が進んでいます.機械学習などの利用により効率化がすすむ最新基盤技術,疾患ごとの作用機序,開発前に知りたい知財戦略まで抗体について必要な知識が一冊で学べます.

目次

【目次】
序にかえて─イノベーションにより加速する抗体医薬

第1章 最先端基盤技術
I.抗体医薬の生産と開発を支える基盤
1.10 g/Lの高生産を支える抗体医薬の生産技術
2.ヒト抗体産生ヒト化モデル動物
3.抗体医薬開発を支えるエピトープ解析
4.患者がん移植モデル(PDX)とターゲットバリデーション
5.がん領域における抗体医薬の体内動態とDDS
II.タンパク質工学と抗体医薬
6.二重特異性抗体の創製と開発
7.病態部位で特異的に作用する抗体の創製と開発
8.抗体のエフェクター活性と定常部を介した抗体の高機能化
III.抗体薬物複合体(ADC)
9.抗体薬物複合体(ADC)の創製と開発
10.親和性ペプチドを用いた部位特異的修飾による抗体の高機能化技術の進展
11.糖鎖連結抗体・薬物複合体作製による抗体機能増強
IV.IgGとは異なる形の抗体
12.VHH抗体からの多様な創薬アプローチ
13.最小・最長のシングルドメイン抗体VNAR
14.ラッソ・グラフト法を用いた抗体の高付加価値化技術
V.バイオインフォマティクス
15.抗体コンピューター設計の現在地
16.抗体の動力学とレパトア解析
17.深層学習が加速する抗体創薬

第2章 疾患別のバイオロジー
I.がん
1.がん特異的抗体の開発とその臨床応用―副作用のない抗体医薬品をめざして
2.免疫チェックポイント阻害剤の作用メカニズム
3.免疫チェックポイント阻害剤による免疫関連有害事象の機序
II.感染症
4.SARS-CoV-2ウイルスの進化に対抗する抗体開発の現状と展望
5.細菌感染症に対する抗体医薬の開発
III.抗体医薬の幅広い応用
6.関節リウマチ・全身性エリテマトーデスと抗体医薬
7.骨粗鬆症治療における抗体医薬の臨床応用
8.神経変性疾患における抗体・ワクチン治療の開発現状と将来展望
9.潰瘍性大腸炎と抗体医薬
10.加齢黄斑変性と抗体医薬
11.喘息と抗体医薬

第3章 社会実装
1.抗体医薬産業と医療経済
2.抗体医薬品に関するレギュラトリーサイエンス
3.抗体医薬の知財戦略

索引