内容説明
「……わたしだよ。さーくん」遂に訪れた初恋の人との再会。
マリヤがあの子であると認識した政近は、彼女への思いを巡らせる。
そんな思い出いっぱいな夏休みも明け、征嶺学園は二学期へ突入!
会長選に多大な影響を与えるという学園祭に向け政近はアーリャさんをフォローしようとするのだが、クラスメートと自ら距離を詰める彼女の姿に心を掻き乱される。
「もしかして……妬いちゃった?」
そう言って悪戯っぽく笑うアリサに、更に心は掻き乱されて──。
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、恋模様が揺れ動く中、
会長選にも新たな動きが!? 波乱の学園祭編、スタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
50
久しぶりのシリーズの続きですが、面白かったですね。 政近の初恋相手が分かった中での文化祭の準備と1日目を収めたシリーズ第5巻。 クラスの出し物にバンド活動と盛り沢山ということで登場人物も多くて把握するのが大変でしたが、文化祭に生徒会長選挙を絡めるのは上手いなと。 有希の可愛さも相変わらずでしたけど…あの人とのラブコメは!?2024/09/08
怪異
48
久世さんが凄すぎる 頭脳もそうだけど心理勝負がかっけ〜2022/12/27
かんけー
41
読了♪冒頭、政近の独白から。優秀過ぎるが故に?無感情主義に陥った自身を嗤い呪うも、間々ならぬ事実に全てを悪い意味で達観してる自分が?然し?幼馴染みのあの子がやっぱりマーシャさんだったのな(^_^;)予想通り♪んで?学祭ライブのバンドのトラブルに巻き込まれる政近とアーリャさん♡その顛末はもう読んでもらうしか(^_^)♪しかも?クイズ形式の有希との対決でもアーリャさんに試練が...!んでも、今回のアーリャさん凄く成長してる♪バンドトラブルでも自らのコミュ症状を引っ込め、初対面の人物共、一致協力し、対応する→2022/12/11
よっち
34
遂に訪れた初恋の人との再会。彼女があの子であると認識した政近は、改めて思いを巡らせつつ夏休みも明けて二学期へと突入する第五弾。ついに明らかになった初恋の人の正体と彼女が伝えた想い。会長選に多大な影響を与えるという学園祭に意識が向く中で、アーリャの変化に心を掻き乱される政近。今回も有希&綾乃主従は全力で政近をいじりに来てましたけど、アーリャもまた新しい技を覚えると嬉しそうに使いたがりますよね(苦笑)覚悟を決めた彼女もまたそのままではなくて、政近の危惧を払拭するような頑張りを見せた確かな成長が光っていました。2022/12/01
みかんめろん
28
図書館本。2~4巻未読。マーシャをはっきりと初恋の少女と認識した政近。対するマーシャは母性全開しつつ、妹アーリャに配慮して冷静に振る舞う。アーリャは「デレ」がかなりストレートになってます😊。ラノベのテンプレに従いコミカルさとムフフなシーンを満載しつつ、基本のキャラクター設定がしっかりしているので飽きることなく楽しめる青春ストーリー。面白いです。終盤のクイズ対決は圧巻でした。貸出中だった2~4巻も読みたいです。星3つ★★★2024/04/01