内容説明
現代の生き仏が説く良く生きるための作法。
地球1周分に相当する約4万キロメートルを7年かけて徒歩で巡礼し、9日間にわたって断食・断水・不眠・不臥で不動明王を念じる千日回峰行は、平安時代から1000年以上続く、命がけの難行苦行の修行。
織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちした1571年以降、満行した者はたった51人だけ。荒行を経た大阿闍梨は「不動明王の化身」である生き神となる。光永圓道大阿闍梨が天台仏教、そして荒行で体得した「良く生きるための気づき」を、掃除という万人共通の生活行動を通して説く、唯一無二の人生哲学書であり、自己啓発書。
やらされるのではなくやる、身の回りを整理することで心を切り替える、まずは美しい所作から身につける、きれいにしてはいけない美しさがある、など心が整い、今日より明日、明日より明後日をよりよく生きるためのヒントに気づかされる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くろにゃんこ
20
千日回峰行というのは命を懸けた大変なものなのですね(*_*)そして本当に掃除についての内容でした。ブレることのない精神の強さに背筋が伸びる思いでした。そして耳が痛い💦2023/08/27
ひめぴょん
12
千日回峰行で「私を生かしてくださる世界」が垣間見えたという著者。そういう気持ちを持つことで謙虚になれる。それが、その効用かもしれない。アスリートや経営者などいろいろな世界をとことんやった人の言葉は重いし、響く。 以下は文中引用とミニ感想です。 悩みはひとつとして同じものがないけれど、解決しようと思うとき「自分」だけに目を向けてはいけない。 もっとも基本的な修行の道は「繰り返すこと」。→確かに繰り返すことでいろいろな収穫があります。 完璧な人間、完璧なものなど存在しない。→自分は完璧だと思うから、正義中毒者2024/03/04
りこりり
5
よかったです!2023/12/14
Dramaticseimei
4
心から尊敬する方との出会い。千日回峰行という知る限りで最も過酷な修行の満行者光永圓道の著作。書籍から清浄な気を感じるというか、背筋の伸びる本だった。衝撃を覚える修行であるのと同時に、人生や仕事を通して考えるべきことは何なのかを深く深く考えるキッカケを頂いた。俗人からすると到底考えられない千日回峰行。これに進むと決めた心にあるのがまず己であることに驚くと共に、仏教に根ざす救いを見た気がする。神から救われるのではなく、自分を救うのは己のなかの気付きにしかない。今最もお話を聞いてみたい方の清らかなる書籍だった2025/01/25
ケイポン
2
★★★☆☆ 私は「苦行」の中に、苦しみ以外の感情を生み出すことが、苦行を通じ見出す唯一の道なのだと思うのです。2026/02/18




