双葉文庫<br> 警官の目

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双葉文庫
警官の目

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575522396
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。父親と同じく警察官になった男が、父の起こしたある事件の真相を知る「汚名」(五十嵐貴久)、大好評の萩尾警部補シリーズから「消えたホトケ」(今野敏)、事件解決の端緒に不審な……「裏切りの日」(誉田哲也)、かつてない逃走方法で逃げる犯人を追う「シェパード」(三羽省吾)の4編を収録。

内容説明

ご存じ、萩尾警部補が殺人現場から消えた遺体の謎を追う…「消えたホトケ」。父親と同じ警察官となった男の決意…「汚名」。驚異的な運動能力の犯人を追跡する刑事たち…「シェパード」。殺人事件を解決に導いた情報とは…「裏切りの日」。豪華執筆陣による多種多様な警察小説傑作集!

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年「怪物が街にやってくる」で第四回問題小説新人賞を受賞。警察小説をはじめ、ミステリーや格闘小説などで芯の強い人間を描き賞賛を集める。2006年『隠蔽捜査』で第二七回吉川英治文学新人賞、08年『果断―隠蔽捜査2』で第二一回山本周五郎賞と第六一回日本推理作家協会賞を受賞する。17年「隠蔽捜査」シリーズで第二回吉川英治文庫賞受賞

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。2001年『リカ』で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞。ミステリーや警察小説、青春小説、時代小説、恋愛小説等、多岐にわたる作品を発表

三羽省吾[ミツバショウゴ]
1968年岡山県生まれ。岡山商科大学卒業。広告代理店に勤務しながら、2002年『太陽がイッパイいっぱい』で第八回小説新潮長編新人賞を受賞

誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

312
ベテラン中堅作家4人による秀作警察小説アンソロジーですね。日頃から名探偵が出てくるミステリーばかり読んでいると登場する警察官が無能な人が多いのでつい軽視しがちですが、こういう警察小説を読むと決してそうではなく刑事のみなさんが日夜努力して私達をしっかり守ってくれているのだと実感できますね。私の選ぶ本書のベストは「シェパード」ですね。『消えたホトケ』今野敏:強行犯担当の捜査一課が盗犯担当の三課に助けを求めた死体消失の謎。ベテランらしい円熟の謎解きですが少し呆気ないのも事実で、やはり著者の本領は長編でしょうね。2022/07/25

いつでも母さん

150
【再読】はぁ・・つくづく自分の記憶力の無さにため息ばかりだ。再読なのに思い出しもしない(泣)しかも何故か感想も挙げていない(汗)何のために読メを始めたのか・・初心に返ろう私(笑)お馴染みの4人の作家さんだもの、どれも絶対の安心感を思って読んだ。いつ読んでも面白いや。2022/12/10

KAZOO

149
四人の作家による警察絡みの短編小説です。どれも結構楽しませてくれるのですがやはり今野さんと誉田さんのものが印象に残りました。というか他のお二人の作家さんは初めてでした。誉田さんの作品は10月に発売される予定の本の第一部の様なのでこの作品の続きを読みたい気がします。2019/09/21

ひさか

108
日刊ゲンダイ2017年6月連載三羽省吾:シェパード、小説推理2018年1月号今野敏:消えたホトケ、5月号五十嵐貴久:汚名、10月号誉田哲也:裏切りの日、の4つの短編を収録して、2019年7月双葉文庫から刊行。警察小説アンソロジー。いずれも良くできた話ばかりで得した気分になりました。2020/08/09

初美マリン

107
四人の作者のアンソロジー、可もなく不可もなくかな。2020/01/22

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