オフショア第一号

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オフショア第一号

  • 著者名:山本佳奈子【編】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • オフショア(2022/12発売)
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  • ISBN:9784991264917

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内容説明

アジアを読む文芸誌

これまでウェブでアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきたOffshoreがリニューアル。寄稿者を迎え、エッセイや論考、創作など、アジアをキーワードに書かれた文芸作品が集まる文芸誌に生まれ変わりました。定義が複雑で広大なアジア、境界線を引くことのできないアジア、均すことのできないアジアを、そのまま体現する誌面です。無限に広がり続けるウェブ世界から離れ、じっくり腰据えて読む。「オフショア」は瞬発力がなくてバズらないけれども、五十年後百年後まで読まれることを目指します。

【著者】
山本佳奈子
1983年生まれ、尼崎市出身。2011年に中国、香港、タイ、台湾などを訪れ、各都市に住む音楽家や表現者、アーティストらと交流を深める。現在進行形のアジアを日本語で伝える必要性を強く感じ、自身が編集・企画・執筆を担うウェブマガジン『Offshore』を立ち上げた。那覇市に4年間、福建省福州市に一年間、大阪市此花区に一年間住み、2020年より神戸市在住。中国のインディー音楽、地下音楽が専門。音楽そのものではなく、音楽を実践する「人」や、音楽が流通する「社会」や「政治」に焦点をあわせる。

目次

エッセイ「西成、福清、小白兎」得能洋平
詩「40 の目」/「わたしはあなたの名前を呼べない」太田明日香
連載・第一回 イントロダクション「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990 年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」ローカルメディア研究者 和田 敬
エッセイ「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」宮里千里
創作「シルクロード・サンドストーム」紅坂 紫
聞き書き「工場の李さん」檀上 遼
インタビュー「dj sniff『平行的玉音軌』ができるまで――リサーチと思考、作曲の過程をトレースする」 聞き手・構成:山本佳奈子
エッセイ「理由のないスープ」鈴木並木

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーニング

1
まず巻頭に入ってる得能洋平のエッセイ「西成、福清、小白兎」がめちゃくちゃよかった。コロナ禍の前と後をステップするエッセイだが、一人の女性との出会いについて語る口ぶりは短い小説を読んでいるよう。檀上遼による聞き書き「工場の李さん」に出てくる李さんの昔話もめちゃくちゃ面白い。日本による台湾統治と、90年代前半のバブル後の日本社会が交差する・・・! 紅坂紫による小説「シルクロード・サンドストーム」も好き。サイバーパンク百合小説が見せる疾走感と、感情の交流を丁寧に書いているのがとてもいい。2024/09/04

lyrical_otoca

0
アジアに目を向けた雑誌なんだけど思った以上にバラエティに富んだ内容ですごく興味深かったし勉強になった。特に台湾の国民の政治意識の根強さは中国からの圧政に起因してるので日本とはレベル違うな〜と思った。2024/05/05

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