内容説明
なぜ精神科はすぐ薬を勧めるの?なぜ発達障害が流行ってるの?…マンガ入りでわかりやすく&より過激に医学を疑う!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
67
タイトルに「大笑い〜」とあるが内容はいたって笑えない衝撃の本でした。著者は、NPO法人薬害研究センター理事長で内科医の内海聡先生。いま服用している薬は本当に安全なのか、依存性が高い薬を長く処方して大丈夫か、どうしたらまともな精神科医に出会うことができるか。精神科にかかる人に読んでほしい、大反響を呼んだ2012年発刊の告発本。その歴史や医学的根拠のないこと、製剤会社・厚労省・精神科医の結託、ワクチンの危険性、向精神薬からの脱却方法など記載。息子に処方されている薬は大丈夫なのだろうか、と心配になる一冊でした。2023/12/05
ぼのり
34
こんなに酷い作品に出会ったことがない!医者言うことが全て正しいとは限らない事も、処方された薬がどんな薬なのか自分で調べてみる事も必要だと言うのはその通りかもしれない。過去には今の常識からは考えられないような酷い歴史も確かにあったのだろう。でも一部の事例を全部そうかのように全否定し、こんなにも極端で偏見に凝り固まった主張は不快感を通り越して、自分の思想だけが正しいと信じ込んでるカルト信者レベルの恐ろしさを覚えた。タイトルにあるような“大笑い!”の要素はまるで無く、むしろ病的な物を感じた。(2019-056)2019/02/28
烟々羅
23
「精神医療憎し」の情念の強さに当てられて、読了後にうたた寝してしまった。 書店の心理学エセイの平積みで発見。ひらいた数ページに精神病院の歴史的な暗黒面があったので、多少の思想の偏りを味付けに歴史的なまとめを読もうか(いま逃すと二度と読めなさそうだ)と。 「あいつらが悪い・憎い。切り捨てたらよい」の発想しかできない人はどこにもいて世界を二つの陣営に分けるし、ちょっとしたきっかけで自分の作った陣営AからBに転向するね。 歴史的側面はよく勉強なさってます。向精神薬の否定は、攻撃対象と同じくらいにロジックが恣意的2013/06/27
Naomi
14
『医者いらずの出産&育児』の流れで、軽い気持ちで読み始めたら、物凄く衝撃的でした。マスコミとか社会常識に疑問を持っていない純粋な人は、読んだらいけない気がします。いや、むしろ読んで打ちのめされて現実を知ったほうがいいのかもしれません。“不安などの反応は、むしろ人間として自然なこと”って考え方は、すごく納得しました。そう思える人が増えれば、精神科にかかる人も少なくなるように思います。2014/12/19
♡♡♡
14
とにかく精神科が出す薬は飲むなってことが書かれてる本。2014/08/17