派遣添乗員ヘトヘト日記

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  • 電子書籍

派遣添乗員ヘトヘト日記

  • 著者名:梅村達
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 三五館シンシャ(2020/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866809083

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内容説明

ベストセラー【交通誘導員ヨレヨレ日記】の続編。   
「謝るのが仕事だよ」・・添乗員自身がなげく”日雇い派遣”添乗員のユーウツ、ときどき喜び。
添乗員も、ドライバーも、バスガイドもみんな派遣?!日雇い大国・ニッポンの縮図がここに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

381
著者の梅村達氏は御年66歳の現役添乗員。塾講師など様々な職を経て50歳からこの仕事に就く。添乗員生活は想像のつくこともあれば、知らなかったことも。現在、ほとんどの添乗員は派遣社員の身分であるそうだ。そして給与は月平均にすれば10万円くらいとか。したがって、ご高齢の方々も現役で。若い人にはなかなか務まらないだろう。お金はともかくタダで(薄給とはいえ一応は給与付きで)旅行できるという心構えではもたないそうだ。しかも、添乗員たるものの仕事は謝りっぱなし。理不尽に耐えなければならないのである。2024/06/21

旅するランナー

246
人に喜びを提供するサービス業だけど、トラブル・クレーム・パワハラ対応が日常茶飯事であり、添乗員さんは精神的にも肉体的にもタフじゃなければ生き残れないことが、よ~く分かります。キツ~いお仕事ですね。ツアー参加者から、帰りぎわに「今日は楽しかったです」と声をお掛けすると、ヘトヘトも吹き飛ぶそうなので、イイ添乗員さんに出会ったら感謝の意を表しましょう。あとがきに書かれている、この本を出版するための飛び込み営業を読んで、作者のタフさを更に感じます。2020/12/01

きみたけ

153
著者は、大学卒業後塾講師やライター業などを経て、50歳から派遣添乗員を始めた梅村達氏。最近ハマっている三五館シンシャの「○○日記」シリーズから。派遣乗務員の日常の風景(派遣としての不安定な立場、添乗中のトラブル、ツアー参加者からのクレーム、旅行会社とのあつれき)を描いた一冊。そんな日常の中に時折顔をのぞかす喜びや希望を糧に添乗員を続けているそうで、シリーズの他の著者より深刻さはましな方。にしても忍耐力の要る仕事ですが。。イスタンブールで集合時間を忘れて買い物していたツアー参加者が置き去りとなった件は衝撃。2024/03/18

kinkin

150
添乗員にも派遣というのあることを知った。80年代、バブルの全盛期の頃、サラリーマンだった私もいくつものバス旅行に行った。で、私は旅行の幹事をやらせられ大変な目にあったがそれ以上に添乗員というのは大変そうであった。時間にお哀れ、昼食や夕食の宴会、必ず約束の時間に舞い合わないやつの捜索etc これが海外旅行ならと思うとこの仕事だけは絶対止めて置こうと思った。書かれていた名言「出会う人すべては忍耐について教えてくれる先生」ジェラルド・G・じゃんポルスキー(ゆるしのレッスンより」肝に銘じておこう。図書館本2022/04/15

ゼロ

127
派遣添乗員で働いている筆者が語る仕事の裏側を日記風に語るエッセイです。添乗員の仕事を詳しく知らなかったが、派遣され仕事している。現場で立つのが、添乗員だから乗客のクレームはあるし、旅行会社からのクレームもあるし、ドライバーからのクレームもある。給料が良いか?と聞かれると拘束時間が長い割には、日給1万円らしい。酷な仕事である。添乗員になりたい人は誰もいないと語る筆者。旅行好きでは耐えきれず、体力がないとやっていけないし、何より人間関係が面倒くさい。暴露話ではあるが、明るくユーモアに書かれていて読みやすかった2021/02/11

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