角川春樹事務所<br> 古本食堂

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角川春樹事務所
古本食堂

  • 著者名:原田ひ香【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 角川春樹事務所(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758414166

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内容説明

かけがえのない人生と愛しい物語が出会う! 神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ。 大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説。 美希喜は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。大叔父の妹・珊瑚さんが上京して、そのお店を継ぐことに。滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

634
原田 ひ香は、新作中心に読んでいる作家です。街が全部、『古本食堂』の神保町には、主に仕事で不定期に訪れています。神保町×古書×美味しいモノの連作短編集、『ランチ酒』シリーズと比べると少しキレがない感じがするのは、神保町の街の敷居の高さでしょうか? コロナ禍で、神保町の老舗飲食店の閉店が増殖しているのが心配です。 https://www.netgalley.jp/catalog/book/2465072022/05/07

たっくん

518
東京、O女子大日本文学科鷹島美希喜は、本好きの女学生だが、卒業が近づき就職、進路を模索していた・・神保町で「鷹島古書店」を営んでいた大叔父滋郎が、急死。滋郎は、独身、東大文学部国文学研究室にいたことがあるという。帯広にいる妹珊瑚が上京して店を継ぐことになった。店に出入りしていた美希喜は珊瑚を手伝うことになるが・・隣「汐留書店」沼田店主、辻堂出版花村健文、O女子大後藤田先生、戸越銀座「キッチンさくら」の「女」らとの心温まる交流と神保町のカレー、鮨などの食。神保町に行ってみたくなる暖かい物語。おすすめの一冊。2022/08/05

うっちー

472
約40年前になりますが、神保町には高校、予備校時代によく通いました。まだ、良き時代の名残りが残っているのでしょうか2022/04/23

Karl Heintz Schneider

399
東京・神保町・すずらん通りの一本奥にある鷹島古書店。営むのは、亡くなった兄滋郎から引き継いだ珊瑚。そして滋郎の兄の孫である美希喜は生前彼にお世話になったことから、店を手伝うようになる。珊瑚は来店した客の悩みに寄り添い、ベストな選書をし珊瑚と一緒に食べようと美希喜が買って来たお土産を客に食べさせる。お土産はけぬき寿司・カレー・ピロシキ等々神保町の有名なものばかり。中には実在する店名までも書かれていたりする。本と食べ物両方で客をもてなす店という設定だが「食堂」と呼ぶには、やや無理があるかも(笑)2022/05/14

tetsubun1000mg

387
原田さんの作品は他の小説には出てこないような独特の設定、おいしそうな料理などが楽しみで良く読んでます。 ただし登場人物はそこはかとなく孤独感を漂わせているパターンが多いという印象でした。 これまでの作品とは人物も設定もまったく違っているのだが、まさにエンターテインメントといった仕上がりで原田さん作品中個人的にベスト。 古書店、文学、食の人気店などと魅力的な登場人物が織りなす物語が大変上質な感じなのだが面白くて読むのが止まらない。 学生時代に2年間通学していたお茶の水と古書店街を思い浮かべながら読みました。2022/08/03

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