カドカワBOOKS<br> 碧玉の男装香療師は、 ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。

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碧玉の男装香療師は、 ふしぎな癒やし術で宮廷医官になりました。

  • ISBN:9784040747453

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内容説明

「魔法のiらんど大賞2021」大賞受賞作品!

▼あらすじ▼
出自を隠すため長い前髪で目を隠し、目立たぬように暮らしていた月英(げつえい)。香りで不調を治す不思議な術を使い細々と生計を立てていたが、突然宮廷に連れ去られ不眠症状を治すよう命を下される。その相手は……国の頂点に立つ皇太子!?

外界との扉を閉ざし自国の文化を守り続けてきた萬華国(ばんかこく)において、新しい医術で宮廷内の人々を癒やしていく月英は異端。しかし下民育ちの根性と、型破りな香りの医術――香療術の腕が、宮廷だけでなく国をも変えてゆくことに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

20
西国との交流を禁止された国で、西国の香りの術と西国の目をもつヒロインが、睡眠不足の皇太子をはじめ困っている人を助けていく話。この状況に至った理由も納得度が高くおもしろかった。続くといいな。2022/12/10

tomtom

17
出てくる人が皆いい人で、ドス黒い宮廷の話ではなかったことにホッとした。アロマだけで医官になれたり、恵まれてるな。前髪だけで瞳の色に誰にも気づかれず生活できるのか、本当に隠せるのか疑問に思った。2024/07/01

すがはら

10
アロマオイルの知識チートでのし上がる男装女子のお仕事ラノベ。アロマそんなに効果あったのか。テンポが良くて勢いがあるのは良いのだけれど、いかんせん軽い。皇帝の威光も権威も全てが軽いのは、別け隔てなくタメ口で言いたいことを言い合うのが現代風な理想の組織像だからなのでしょうか。出てくる人が揃いも揃って善人なので、大国ぶってるけど実は凄い辺境の小国なのでは?と疑っています。毒がなさすぎて今の心境には合わず、1巻で離脱します。そんなにダメな話ではないんだけど。今は受け付けないだけかな。2023/11/27

フジ

4
鎖国状態の国で、外国の血が入った月英は出自を隠し息を潜めて生きてきた。そんな月英が、外国の術で皇太子を癒やすことになるお話。ひどい環境にいながらも、たくましく生きています。医官たちの嫌がらせにも負けず、対抗していく姿は面白い。他人と関わって前向きに変わっていく月英が良かった。2023/02/03

bulbul

4
鎖国を頑なに守るある国で、秘密を抱えながらも父の遺品の書物を読み解き自ら道を切り開く少女。かなり悲惨な環境でもひたすら前向きに生きるヒロインでした。2022/11/13

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