内容説明
シリーズ4作目の舞台は沖縄本島北部の山原(やんばる)。海辺に建つ小学校に現れた菜の子ちゃんは、四年生のユージとともに、マジムン(妖怪)のブナガヤが落としていったサンニンの葉っぱを拾って届けます。今夜は「マジムン月」の満月の夜。森のキーヌシー(木の精)たちが、百年に一度、この満月の下でいっせいに卵を産むのです。その前に海の門を開けるのが自分の役目だというブナガヤ。葉っぱは、そのための大切な鍵でした――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
33
新着棚で。シリーズ4。今回の舞台は、沖縄本島北部の山原(やんばる)。菜の子ちゃんと一緒に冒険するのはユージくん。1.2作の絵を担当して亡くなられたYUJIさんが戻ってきたような気がした。“ブナガヤ”というマジムン(妖怪)の落とし物を届けに行くふたりが巻き込まれたのは……? 相変わらず、壮大なおはなし。面白いのだが、方言がすっと入ってこなくて、時間がかかってしまった。2019/11/18
びーる
1
菜の子ちゃんは小学生のメリーポピンズ。早く先が読みたい気持ちと、読み進めるとお別れが来てしまうという気持ちが、読んでいる間じゅう葛藤していた。挿絵のカラーページも、お話の世界に私をグッと引き込んでくれた。安定の富安陽子さん、ああ、面白かった!2019/12/09
えびー
0
四年生のユージのクラスに菜の子ちゃんがやってきた! 沖縄北部のやんばるの方言、風景、食べ物などが分かります。2021/05/23
てぃうり
0
面白かった。富安陽子さんは外れなし。2019/12/14
絵具巻
0
文京区立根津図書館で借りました。2019/10/29
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