角川文庫<br> 天穹の船

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角川文庫
天穹の船

  • 著者名:篠綾子【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2022/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041128282

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内容説明

江戸末期、船大工の平蔵は難破したおろしあ人の船造りを請け負うことに。異人を憎む声が高まる中渋々ながら引き受けた平蔵だが、おろしあ人の温かい心に触れ徐々に考えを改めていく。一方、世間では攘夷派が暗躍し始めていた。その中にはかつて生き別れた幼なじみ・士郎の姿があった――。別々の道を歩んだ2人の人生が交差する時、思いもよらない真実が浮かび上がり……。激動の幕末を生きた人々の熱い姿を描いた、著者渾身の時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

14
【小林書店】【速読】:江戸幕末の船大工の話。おろしあ人のナンパ船の修理を請け負うところから話が始まる幕末の出来事。非常に興味深く読た上に、得られることも多かった作品でした。2022/12/10

きゃしー

1
安政東海地震、大破したロシアの旗艦ディアナ号来航、攘夷運動と時代のアウトラインをなぞりつつ、運命に翻弄される船大工の平蔵を描いた物語です。地震で助けられなかった女のことが頭から離れないなど、平蔵が罪悪感に敏感であることが最後に伏線回収されました。幕末ものの娯楽小説として楽しめました。2023/01/31

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