ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 嘘は校舎のいたるところに

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

ハヤカワ・ミステリ文庫
嘘は校舎のいたるところに

  • ISBN:9784151847523

ファイル: /

内容説明

弁護士セイディは娘ロビンを連れて新生活を始める。だが、ロビンが通うことになった学校は嘘といじめの巣窟のような場所だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

252
最初の50頁くらいは妙に読みづらく、なかなか没入出来なかった。性格の悪いママ友がぞろぞろ登場したあたりから、徐々に入り込んで、結果的にはそこそこ満足。ストーリー構成が池井戸潤『空飛ぶタイヤ』を連想させるもので、あまりミステリを読んでいる気にはならず、実際、何の捻りもない展開。イヤミス的な要素はあり、裁判パートも学校パートも、先の展開に興味を抱かせるだけのリーダビリティがある。最終的に、二つのパートが何らかのかたちでリンクしてくれれば、もう一段楽しめたと思うが、惜しい出来。オチがわかりやすすぎる。2022/11/09

星落秋風五丈原

19
皆さんおっしゃっているように主人公と夫の別れた理由が引っ張った割には大したことなかった。2022/11/23

たいこ

6
主人公セイディは娘ロビンを連れてロンドンの実家に帰り、弁護士業を再開。セイディの担当する事件の真相、ロビンの学校の保護者会の不穏な空気、セイディと死んだ母親の確執、セイディの夫の謎と見所がたくさん。誰も彼もが怪しく思える展開と、セイディの母への複雑な思いが読み応えある。2023/10/21

一柳すず子

5
ママ友怖いわーお母さんがこの学校にこだわった訳もよく分からないし夫も別居するためにちょっとやり過ぎだしいろいろ過剰だったな。ロビンが無事に大人になれますように。2023/05/09

Tomio

3
こういうことってあるのかなー、と現実味はなかった。お話だから当たり前だけど。 娘が行方不明なのに、仕事に出られる気持ちもわからない。 主人公の行動に首を傾げたくなることも多かった。その周辺の人たちの思考も不思議すぎる。特に夫。あまり共感できず終わり。 「それなら仕方ないか」と、納得できる描写があれば良かったのかなー。2023/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20151729
  • ご注意事項