ハヤカワ文庫NV<br> 暗殺者の回想 上

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ハヤカワ文庫NV
暗殺者の回想 上

  • 著者名:マークグリーニー【著】/伏見威蕃【訳】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 早川書房(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150415006

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内容説明

暗殺者グレイマンことジェントリーは、依頼を受けてアルジェリアのトルコ大使館へ潜入した。パキスタンの情報機関員を探るこの任務には、彼にとってある目論見があった。12年前、CIAの特殊活動部地上班であるゴルフ・シエラの一員だったときに関与した南アジアの事件にまつわる情報の獲得だ。そんな彼の前に「死んだはずの男」が現われ……過去のCIA時代と現在の激闘を巧みに交錯させて描くシリーズ新機軸の最新作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猿吉君

67
読むのがもったいなくてしばらく寝かせておく程に好きなシリーズ、若いジェントリーとかずるいぞグリーニー!(笑)感想は下巻に記載します。2023/01/04

Panzer Leader

60
フリーランスとして簡単と思われる任務を遂行中の現代偏と、CIA特殊活動部地上班に加入した12年前を描く二本立ての本作。新人だけに初々しいかと思いきや、ジェントリーはやっぱりジェントリーそのまま。若いだけに生意気ながらもザックに従い粛々と任務をこなす姿はちょいと新鮮。やっぱいいコンビだわこの二人。上巻は抑え気味のアクションシーンから派手派手しい展開になりそうな下巻に期待が高まる。2022/11/03

chiseiok

48
待望のグレイマン新作、今回は過去と現在が交互に語られる構成。つってもたかだか12年前だし、更に過去の新入りシェラ・シックスだった頃のジェントリーがもう全く初々しくないので、最初は「あれ?この章はどっちの時制の話?」と戸惑った。どっちのストーリーにも“健気な足手まとい”となりそうな予感ぱんぱんの女子が絡んでおり、そこはブレませんね〜グリーニー。上巻から物語はそれぞれ順調に疾走感を増して走り出しておりますが、正直まだ慌てる時間じゃない感じ。下巻では現在と過去ががっつり一本のぶっとい激流ストーリーになるのかな?2022/11/01

Richard Thornburg

46
感想:★★★★ シリーズ第11弾!  今回はタイトルからも何となくわかるように、若かりし頃のグレイマンが登場します。  ストーリー的には現在進行中の事件と12年前の事件を交互に切り替えながら進行していきます。  12年前のエピソードでゴルフ・シエラにジェントリーを加入させる際に、シリーズ第1弾「暗殺者グレイマン」に登場したモーリスがカーマイケルに対して反対していたり、おなじみのザックとは最悪の出会いだったエピソードはなかなか興味深いところです。2022/12/29

ワッピー

33
またもフリーの仕事を請け負い、アルジェリアのトルコ大使館に盗聴機器を仕掛けに入ったジェントリーには別のもくろみがあった。しかし、バックアップの監視ドローンが発見され、潜入は失敗するものの、死んだはずの仇敵を目撃。敵はすぐに逆襲に入り、バックアップを務める女性を拉致し、ジェントリーはそれを追ってインドに飛ぶ。この作品では、12年前の事件と現在進行の事件が交互に描かれ、仇敵カーンの計画を阻止すべく、2時代のジェントリーが血を流す。目の前で民間人を虐殺するカーンに対し、すぐに手を打てないもどかしさ。下巻へ続く。2023/01/29

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