角川ビーンズ文庫 平安恋がたり 花秘す内裏の渉りかた

著者名：めぐみ和季【著者】／中村龍徳【イラスト】

KADOKAWA（2022/11発売）

• ISBN：9784041000533

内容説明

あの硬派な鷹匡が妻を娶ったと都は騒然！　さぞや美少女だろうと紗那に恋文を送りつけてくる輩まで出る中、太后が鷹匡に見合う娘かを試すため、紗那を内裏へ呼び出してきて!?　大人気、平安ラブファンタジー第2巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[粋]

面白かった。無表情なのに紗那が大好きで、恥ずかしげもなく言葉にする鷹匡が可愛い(笑)そして、あやかし達も。さらに何だかんだ言っても娘には優しい父も(笑)紗那は夜叉だからと頑なに鷹匡を拒むけど何故なんだろう。一葉は益々怪しくなるしまだ見えぬ敵が何なのか。次巻どうなっていくのか楽しみである。

2023/02/09

[シュウ]

鷹匡の言動が周囲に誤解を招いているが、それはそれで笑える。

2018/02/06

[いっこ＠ＳＲ推進委員会]

鷹匡の想いはいい感じ。言葉は少ないけど。だけどその想いに応えようとしない紗那の理由が単純すぎやしないか。それらしい言葉を使って無理に色っぽさをだそうとしていたと感じました。ちょっと物足りないかなぁ。せっかくだから最後まで見届けたいけど…。うーん。関係ないですけど紗那の読みが一ヶ所だけ「しゃな」になってました。灼眼の？(笑

2012/03/08

[優翔]

今回は少し過去に触れた内容でした。本当に好きな人と結婚できたらいいのになぁ・・・。

2013/06/01

[しゃちおおかみ]

ヒロインが自分の気持ちに正直にならず、チンタラ引き伸ばされないことを願います。御簾からバンバン出まくる高貴な（はずの）の女人に違和感。紗那だって実際はどうあれ公卿の奥方なんだしねえ。烏帽子のこだわりより、一般的な平安っぽさだと思うけど、それじゃあ話が進めにくいからあえて知らんぷりなのかな？。一巻のいろいろ納得のいかなさはここでは既に済んでいるので、惚れたはれたに集中できた（笑）。これからの鍵は一葉さんか・・・。しかし挿絵の微妙なトーン（スクリーントーンの事じゃないです）は年寄りの目にはつらいわ･･･。

2012/01/22