富士見ファンタジア文庫<br> 【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。6

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富士見ファンタジア文庫
【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。6

  • ISBN:9784040746555

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内容説明

年が明けて、新年がスタート! お正月に、いよいよ結花の実家に揃ってご挨拶……のつもりが、お義父さんとの挨拶に、まさかのハプニング!? 結花との結婚生活間近で、俺の過去の恋愛を清算することに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
にぎやかな大晦日、年が明けて晴れ着で初詣。結花と楽しい冬休みを過ごすなか、ご両親へ挨拶するために結花の実家へ二人で訪問する第六弾。彼女の実家で出会う心配性の結花のお義母さん。そしてお義父さんから明かされるまさかの婚約の真相と、答えられなかった課題。友人と行く二回目の初詣だったり、真相を知った悪友が迷走したりで苦笑いでしたけど、苦い過去にようやく向き合ったことでまたいろいろと乗り越えられたことがありましたかね。悩める遊一に結花も今回はいろいろ可愛い一面を見せていて、両家の顔合わせもらしさがよく出ていました。2022/10/21

わたー

27
★★★★☆ヒロインの両親と初顔合わせ。その場にて、とある課題を言い渡される主人公。その課題を解決するために、自身のトラウマと向き合うことを決めるという6巻。これまで伏せられてきた野々原来夢に関する2つの真実が明らかになるのだが、大方、予想した通りだったなという印象。ヒロインと出会ったことで過去を清算できるまで成長した主人公を見せてくれた点はよかった。というちょっぴり真面目な内容はありつつも、基本はいつも通りのわちゃわちゃとした感じで面白かった。2022/10/25

rotti619

17
今巻のテーマが【真実】とあるように、許嫁に至る経緯、来夢事件の真相など、今まで謎だった部分がほぼ明らかになるシリアスな流れだが、コメディパートも出色の出来。序盤の那由デレとかクラマサのすれ違い芸とか、もう笑うしかなかった。双方の両親もついに登場。両家顔合わせと義父による遊一への問いかけの答えが最大のクライマックスとなっている。ここは本当にアツかった。途中登場する黄色いゼラニウムの花言葉は【予期せぬ出会い】だが、ゼラニウム自体の花言葉の1つは【真の友情】。まるでこの巻の全てを象徴しているかのようだった。2022/10/21

nishiyan

14
クリスマスに大晦日と賑やかな冬休みを満喫する遊一と結花。新年の挨拶に結花の実家を訪問するのだが、結花父から思わぬ「真実」と「課題」を明かされた二人は過去と向き合うことを決意する本巻。イチャイチャというか、結花の暴走は安定感が増して糖度たっぷりで楽しい。ついに野々村来夢が登場し、結花を巻き込みつつ明かされた真相は遊一を黒歴史から解放したものの、もう一つの隠された事実は今後に波乱を生みそうで気になるところ。しかし二人を取り巻く人間関係は概ね改善されたのはやはり愛のなせる業だろう。次巻が楽しみ。2022/12/24

真白優樹

14
新年となり結花の実家へ挨拶に向かう中、父親からの問いに答えを出す為過去と向き合う今巻。―――示せ、結ばれたいのなら、己だけのその答え。 来夢との過去、親友達への秘密。様々なことが明かし明かされする中、自分の想いを見つめ直す遊一が答えを見つける今巻。名実ともに二人の関係が一段階上へと進む、万感の思いが溢れてくるであろう巻である。大きな壁を越え、より盤石となった二人の関係。その傍でずっと見守り続け心を揺らす彼女。果たしてまだまだ波乱はあるのか。あるとしたら二人はどう乗り越えるのか。 次巻も勿論楽しみである。2022/10/24

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