親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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親不孝介護 距離を取るからうまくいく

  • 著者名:山中浩之【著】/川内潤【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2022/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296108848

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内容説明

「親の介護」と聞いただけで、目をそらしたくなったあなた。この本は介護から逃げて逃げて逃げまくりたいあなたのための「怖くない・無理しない・できることしかやらない」ことを全面的に肯定する、初めての介護本です。「親不孝を薦めるとは何事だ」とお怒りの貴方。お気持ちはごもっともですが、こと親の介護では、普通ならば「親孝行」と考えられることが、親も、あなたも不幸にしてしまうことが多いのです。しかも、「いいことをしている」つもりだから、始めてしまったら止めにくい……。
介護を介して、自分が愛する親を憎んだり、きつい言葉をかけてしまったりするのは自分を含めてよくある話です。そんなお互いに辛い状況に陥る前に、あえて「親不孝介護のススメ」をさせてください。介護が本格的に始まる前にこの本で「介護の常識は『親不孝』と腑に落ちれば、きっと気持ちも体も楽に親御さんに向き合えます。そもそも、子どものあなたが朗らかなことが一番の「親孝行」ではないでしょうか。
電通などの大手企業の社員の介護コンサルティングを長年引き受けているNPO法人となりのかいご代表、川内潤さんがその体験から語る「親不孝介護」を、普通の会社員、編集Y(一人っ子、母親が田舎で独り暮らし)が実践してみたらどうなったか。包み隠さずお話し致します。

目次

●親の介護という「無理ゲー」
●かくてわが撤退戦は始まった
●「いつ会社、やめるんですか?」
●警察を呼ぶ親に怒りまくる私
●「一人っ子で田舎に親が? それは恵まれている!」は?
●介護の人から「いいサービス」を受けるには
●それでもだんだんやばくなる母
●「いい施設」は子どもの「承認欲求」を狙う
●「もしこちらの施設で、親が死んだとしても」
●「親にウソをつく」ことへの抵抗
●幸せってなんだっけ~定年前に介護をする意味
●人事の人が用意しておくといい考え方
●成果主義と介護の相性の悪さ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

54
東京で家族と暮らす男性編集者が、新潟に一人暮らす母親の介護を通して学んだこと。「親と距離を取るから、介護はうまくいく」うちも実家の母が独り暮らしで、離れて暮らすことを申し訳なく思っていたけど、離れているからこその利点もあるんだなと。各章に介護のプロの川内さんとの対談が入るので、とてもわかりやすくためになった。同居の方も別居の方も、高齢の親がいるすべての方にオススメの一冊。2024/08/03

panashe

33
自分が介護される側になった時に。と思って読み始めたがコレおすすめです。親の介護を控えている人も自分が介護される側に近い人も。そして会社で先輩後輩が介護者となる人がいたらぜひ勧めてほしい。親は子供の前ではあくまでも親を演じている訳で、本当にやりたい事や好きな事って子供は知らないのかもね。年に3回、1ヶ月/回介護の為に帰省している我夫。ぐったりして戻ってくる姿を見てコレは違う?でもどうしたら?と感じていてので読んでもらおうと思う。2023/09/10

ぐっち

24
山中さんとはもしかして編集Yさんですね、以前読んだ新型コロナの本もわかりやすかったので読んでみました。「母さん、ごめん」の編集もされていたのですね。山中さんの実家のお母さんの介護(サンプル1)の実体験に対して、介護に携わる川内さんが解説。介護離職は良くないというスタンスで、仕事と介護で悩む今の50代にとって受け入れやすい内容。とくに、川内さんがほめてくれるのが良い。なんで離職したらだめか、あっさりしていたので、川内さんの本も読んでみることにします。2023/01/28

rokoroko

21
昨年の7月に友人に勧められ、一年たち図書館に予約本がやっと来た。一年前の私の立ち位置と今の私は違う。介護される側の立ち位置かなぁ?と子どもの助言を無下に断らないか。自分でできると言ってるとか。紹介してくれた友人はお母さまの介護頑張っている。距離をとれと言われても身内の心理的な支配は変わらないかな。まだ介護してない人も介護される立ち位置になりつつある人も呼んでおく方が良いかも2024/07/04

ochatomo

19
介護離職をしない、させないように導入トーク&メソッド 幸運な具体例とともに順を追ってわかりやすい 『笑顔で会いに行けないならば行かない方が親のため』 親の介護はプロでもできない 介護は撤退戦であり、同居近居はリスクで、合理的な社会の成功ルール(会社の価値観)は合わない 人を支援するにはまず自分が何が好きで、それはなぜなのかを問い続け掘り下げないと形だけの上滑りになる そして『できるけど自分らしくないね、ということを捨てていくと、すごく楽になる』 生き方を考える機会 婦人公論jpに紹介記事あり 2022刊2023/01/20

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