内容説明
メガネ男子が共同生活!? でも〈蔦屋敷〉には秘密が――
順風満帆な人生を送っていた会計士の幾ツ谷理(いくつや・さとる)は、
突然、妻から離婚を切り出され、シェアハウス〈蔦屋敷〉に流れ着く。
離島からやって来た純朴な弓削洋(ゆげ・ひろ)や、
毒舌イケメン准教授の神鳴シズカ(かんなり・しずか)など、
風変わりな住人と賑やかに暮らしながら、妻との復縁を目指す幾ツ谷だが、
ある夜、神鳴の怪しい行動を目撃してしまい……。
不器用な心の交流が愛おしい〈ひとつ屋根の下〉ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
275
シリーズ第1弾。また凄いキャラクターが。ひとの気持ちを汲めないアラフォーメタルメガネおじさん。それに同じくアラフォー黒縁メガネの行動経済学の准教授。儂かてひとの気持ちは(ある程度)汲めるから。ちょっと距離を取っているだけなんだから。……ユウリさん。各人が発する言葉の棘が、度々こちらにもとんで来るんですけど(ó﹏ò。)。メガネーズはある種似た物同士故に水と油なんですね。でも奥底では分かり合えていると言うか何と言うか。複雑なおじさん心。蔦屋敷の面子は個性強くて、次以降も癖の強い話が展開されそうですね。2026/03/18
ミュポトワ@猫mode
167
はじめこの黒縁眼鏡が嫌いすぎてしょうがなかった。合理的で人間味がない奴よりも、論理的に嫌味を言う奴のほうが嫌いなんだなぁって再認識した。まぁ後半は別に嫌いではなくなったけど。でも、このお話って続編ないんですよね?書下ろしだし。この蔦屋敷の日常をもっと読んでみたかったなぁって思った。主人公2人の掛け合いとか住人のワチャワチャとかもっと読みたい。そして、ほのぼのしたい!この本の内容が結構重た目だったこともあって、反動の話が読みたくなってしまったwもし続編あるなら、そういうほのぼの系のお話を読んでみたいなぁw2022/11/04
はにこ
105
初読みの作家さん。タイトルに猫がついているのでw想像以上に面白かった!妻に愛想をつかされたりっちゃん。拾った猫ところがりこんだ先には個性的な住人達が。新しい住まいで猫にデレデレしながら奮闘しているのが良い。語り口も軽妙で思わず笑ってしまった。結局よりを戻せなかったけど、素敵な仲間ができて良かった。そう思っていたらまさかの人がでてきてゾワッ!他の作品も読みたくなった。2023/07/14
machi☺︎︎゛
95
猫とメガネ。タイトルが可愛い。順風満帆の人生を謳歌していたつもりの幾ツ谷理は突然の妻からの離婚を突きつけられ同時に家を失くす。だけど拾う神もありで会った事もない伯母の遺言で一攫千金を狙う。そしてシェアハウス「蔦屋敷」で風変わりな住人たちと出会う。人の気持ちが分からない冷徹人間がシェアハウスの人たちと過ごすうちに変化していく様子はクスッと笑えて微笑ましかった。だけど現実は厳しいという一面も突きつけられ理は再度考える。初読み作家さんだけど面白かった。2023/04/07
りゅう☆
81
人の気持ちを理解することができない会計士幾ッ谷は突然妻に離婚を切り出された。それから人生転落しまくりの彼が辿り着いた所は亡き叔母が大家だった蔦屋敷。そこには毒舌准教授神鳴と離島から上京した心優しい大学生洋、実は有名作家紙糸子さん、怪しげな仕事をしてるチワワなトモと無口なキヨがいた。神鳴の幾ッ谷への論破が的を得て素晴らしくて面白い。その巧みすぎる言葉選びにさすが榎田さんと思ってた矢先トモキヨとのまさかの再会にテンション上がる!神鳴が40歳以上年の離れた叔母と結婚した理由、驚きの遺言内容、神鳴の夜の不可解な→2022/10/30
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