内容説明
Ｔｗｉｔｔｅｒで人気の人間関係、親子問題、機能不全家族専門カウンセラーが、これまでの５０００件を超える発信の中から特に反響の大きかったつぶやきをピックアップし、Ｔｗｉｔｔｅｒでは書ききれなかった詳細な解説や解決のヒント、イラストを新たに書き下ろしました。生きづらさを抱えてきた心に効く一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
58
『#黄色い家』川上未映子を読んでから、機能不全家族が自分の中でキーワードに。Pocheさんという心理カウンセラーさん、本名も経歴もわからない心理系の人を読むのは躊躇してしまうのだけど、読んでみたらとても優しさであふれていた。Pocheさんのカウンセリングやこの本で、癒されたり元気をもらえたりする人が多いのもわかる。「がんばれない人」の背景には、幼少からのささいな出来事の積み重ねがあって、言わなかったり、あきらめたり、耐える方を選択して大人になった人たち。この本が、自分軸をもつきっかけになるといいな。2024/05/20
スリカータ
23
「心理カウンセラー」を名乗る方の本は胡散臭いものもあるが、voicyパーソナリティでもあり初めに声から入った著者の本は、幾つか付箋を貼っておきたくなるほど良書だった。実際、かなり評判が良いらしい。自分の機嫌くらい自分で取れないほどに疲れているという文章にハッとした。ストレス解消は何かをする事ではない、何もしないストレス解消法もあるという事も。機嫌の悪い人に対しては、自分がその人を気にならない方法を考えること。自分がいかに他人軸で生きているか知った。贈り物にも良さそうな本。2023/02/02
assam2005
20
私達は経験の積み重ねで、今の自分ができている。小さい頃、周りの人達に常識と教え込まれたことでガチガチに固められ、おかしいと思っても反論できなかった人は、そのツケが大人になって吹き出し、自動修正しようとする自分に歯止めをかける。ここでも毒親の影響が見える。自分の幸せは他人が言う幸せとは違う。周りとは切り離して、完全独自の自分だけの幸せを見つけ、それが叶う環境を探し、身を置けたなら、皆幸せになると思うのだけれども。疑うべきは自分の努力不足ではなく、そう思い込まされている自分の思考ではなかろうか。2023/04/22
ほのぼの
11
娘のために書かれているような本だった。どうしても、娘が少しでも楽になる手立てはないか、生きやすくなる方法はないかと、こういった類の本に手が伸びる。これが一番読んだ中でしっくりきた。同時に、親としてダメダメな方法で育ててしまったんだと、自責の念にかられる。2024/09/30
サワークリーム
10
優しい本。・他人は変えられない、変えられるのは自分だけ、と言うが、あなたが変わらなきゃいけないというルールはない・過去は忘れて前に進むべきと言われて苦しむことがある・朝起きたときからしんどいなら休んでもいい／うーん、休めないなあ。友達？すぐできるけど今は要らない。誰も信じません。医者に「壮絶な虐待を受けた」と言われた声は絵空事のように響きます。苦労話が苦手。お気楽に恵まれて生きてきたと周りに思われてるけど別に良い。精一杯生きます。私には私が居る。孤独は感じない。今日1日が穏やかに過ぎればそれで良い。2025/03/24
