内容説明
“終焉の女神”フィーニスによって黒人形化された聖者たちの亜人抹殺の動きを阻止すべく、イグザはエルフの里から少し離れた樹海上空で“弓”の聖者・カナンとの激闘を繰り広げていた。神器の力の影響か、黒人形化された聖者たちは“幻想形態”を発現していて、その力は鳳凰紋章で強化された聖女たちを完全に凌駕し、イグザの浄化能力すら効かず苦戦を強いられる!! そんな中、エストナではエリュシオンに首を刎ね飛ばされたはずのフィーニスが、完全な姿で出現!! 不滅であり神器の制御権を握っている彼女は、“盾”の聖者を捜しているようで、その手がかりをエルマが握っているみたいなのだが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
黒人形と化した聖者たちの浄化に奔走する中、ある目的のために盾の聖者を求めるフィーニスが女神に手を伸ばす今巻。―――その切なる思いの先に開く、決戦への道。 聖者たちと聖女の力を纏ってぶつかり合う中、盾の聖者の身元が判明しフィーニスの想いも明かされる中、エリュシオンが全部持っていく巻であり、更にハーレムがこれでもかと拡大する中、最終決戦に向けて急速に動き出す巻である。敵となるのは強大な神が如き敵。果たしてイグザは、エルマと絆を結べるのか。全員が集って決戦に向かうのなら、勝ち目はあるのか。 次巻も楽しみである。2022/09/25
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