PASH! ブックス<br> 小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する【電子版特典付】(上)

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

PASH! ブックス
小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する【電子版特典付】(上)

  • 著者名:守雨【著】/藤ヶ咲【イラスト】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 主婦と生活社(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391157994

ファイル: /

内容説明

※電子版は書き下ろしショートストーリー
『イザベラの再婚』の特別付録つきです。

「我々が要求したのは花嫁ではなく賠償金です」
嫁がされた敵国で待っていたのは、夫となる将軍の拒否と冷遇だったーー

●あらすじ
ベルティーヌは豊かな小国の宰相の娘として育った侯爵令嬢。
しかし結婚を目前に控えたある日、戦争の賠償金の一部として
戦勝国の代表・セシリオに嫁げと王命が下る。

絶望と諦めを抱えて海を越えたベルティーヌだが、
到着した屋敷にセシリオは不在で、
使用人達からは屈辱的な扱いを受ける。

「親も身分も頼れない。この国で生きて力をつけてやる」
そう覚悟した彼女は屋敷を飛び出し、
孤立無援の敵国で生きるための道を切り拓いていくーー。

商才を隠し持った令嬢と、”野蛮な戦闘狂”将軍の
誤解と取引から始まる恋物語。

ウェブ投稿サイト「小説家になろう!」で
年間ランキング入りの人気作に書き下ろしを加筆して書籍化。
コミックサイト PASHUP!でのコミカライズも決定しています!

●キャラクター紹介

<ベルティーヌ>
島国サンルアンの侯爵令嬢。
敗戦の賠償金の一部として、
敵国の将・セシリオに嫁入りすることに。
本人は気づいていないが、
”錬金術師”と呼ばれる父から
商取引の英才教育を受けていた。

<セシリオ>
南部連合国の代表で、
バラバラだった族長たちをまとめて
戦争で帝国を勝利に導いた猛将。
英雄と称えられる一方、
「戦闘狂」「女好き」「野蛮人」
などと噂されている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

46
普通ならこの忙しい年末の30日、娘達も爺さんの誕生日6日に併せて帰ってくるということで正月は無し。しっかり守雨さんに浸らせてもらっています。この本もそうですが女だからってへこたれません。それでいて優雅。錬金術師の技術を父親から習っていた幼少の頃は辛かったでしょう。この方の本はどれも耐えた後の幸せが必ずやって来るって言うのが私の壺にはまったのでしょう。下巻に行きます。2023/12/30

よっち

35
小国サンルアンの宰相の娘として育った侯爵令嬢ベルティーヌ。結婚を二週間後に控えた彼女が、突然敗戦の賠償金の一部として連合王国代表セシリオに嫁げと王命が下る誤解と取引の恋物語。絶望と諦めを抱えて海を越えたものの、セシリオ不在の屋敷で使用人たちから屈辱的な扱いを受けるベルティーヌ。そこから覚悟を決めて侍女ドロテと自らの居場所を得るために奮闘する展開で、自活を始めて人との交流を広げ、商売の種を見つけてはみんなが幸せになる道を模索するアグレッシブな彼女の姿勢で動き出すストーリーはなかなか面白かったです。2022/10/06

わたー

29
★★★★★友好国である帝国が戦争に敗れたことで、戦争賠償金の減額を理由に連合国の指導者のもとへ嫁ぐことになった主人公べルティーナ。しかし、連合国側は嫁入りを拒否したことで、敵国で孤立無援になることから始まるファンタジー作品。著者の作品は「手札が多めのビクトリア」しか読んだことがなかったのだが、こちらも好みの作品だった。信じられるものは幼いことから身の回りの世話をしてくれるドロテだけという最底辺の状況から、人の縁に助けられ、商機を見出し、生活基盤を整えていくという健気な姿は胸にきて非常によかった。2022/10/21

しまふくろう

23
表紙が可愛くて購入。挿絵も作品の雰囲気に合っていて大変宜しい。 物語は敗戦の賠償金代わりに結婚直前で嫁がされた御令嬢が嫁ぎ先でも断られた話。覚醒というか、周囲の都合で振り回されていた主人公が自分の才覚で居場所を作り出すのが大変良かった。 続きが楽しみ。2022/11/26

22
「どうすればこの国で暮らす事を認めていただけますか?」戦争賠償金(自国が戦争したわけではないのに)の代わりとして敵国に差し出された貴族の令嬢。自分の存在意義を賭けて智略を駆使する生活が始まる。面白い。甘々恋愛要素はかけらもないが、自分の持つ知識で自分の居場所を確立しようとする令嬢の逞しさは、時代世界が違っても全ての女性に通用するものだと思う。2024/02/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20155932
  • ご注意事項