内容説明
敵の組織を追うアイリと相棒のハイヅカは、タロットの示す先で、過去を見せるという仮面にたどり着く。仮面の力で父が隠した秘密を明そうとするアイリ。だが、ハイヅカがいきなり相棒を解消しようと言い出して――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
28
個人的にはきらきらと王道少女小説と思っていたけれど、今回は若干糖度低めかつシリアスな展開が続いていました。お父ちゃんたちの世代の腐れ縁的三人のやり取りが好き。この三人がああなってこうなってそうなるのか~、と容易に想像はできていたもののやっぱり現実に言葉になるとすっきりします。ヴァージニーや主任、アイリだけじゃなくサイクスやハイヅカ、男の子たちもちゃんと恋をしてそういう恋バナとかするんだなあと思うとちょっと微笑ましい。訪れる予言はどれも不吉。だけど超幸運体質でその運命を引き寄せて。頑張れ。走れ。アイリ。2012/03/23
秋製
16
ミッドパレスでアイリが視た物と敵の襲撃を受けた場所が一致して、アイリたちはドロップパレスへと向かう。その都市の七聖守護物である仮面の力を使い、アイリの父親とウィッカの予言に出てくる鍵となる人物と自分の関わりを知ることになる。2013/07/28
ダージリン
13
ハイヅカの問題発言はさておき、アイリの失われていた記憶と父セオドアに関する昔話に目がいってしまいました。来月には(いや、今月か)行き着く先が読めるので、もうちょっとの辛抱だ!(笑)2011/12/18
雨蛙
11
ルジャインってそういうモノだったんだ。恋のご利益があるのかないのか微妙だけど、主任が報われるときがきてほしい。2011/12/08
ゆん
8
ルジャイン…分解して洗濯可能な記憶装置(笑)過去がどんどん現れてきて、どんどん不穏な空気なのに、同時進行でラブ街道もすすんでいくなんて、なんて忙しいんだ。色んな意味で次が待ち遠しい!!2012/02/04