新塑性加工技術シリーズ 14<br> 板材のプレス成形 - 曲げ・絞りの基礎と応用

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新塑性加工技術シリーズ 14
板材のプレス成形 - 曲げ・絞りの基礎と応用

  • ISBN:9784339043846

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内容説明

プレス加工における曲げ加工と絞り加工について,基本から各種の加工法の原理・特徴,材料の変形メカニズム,型の設計,加工機械,板材料の選び方,またホットスタンピングやインクリメンタルフォーミングなど新しい技術も紹介した。

目次

1.曲げ・絞り加工の歴史と役割
1.1 板材成形の分類
1.2 プレス加工における曲げ加工の役割
1.3 プレス加工における絞りの役割
1.4 最近20年間の新技術
 1.4.1 サーボプレスの開発
 1.4.2 ワンストローク加工
 1.4.3 対向液圧プレスによる超深絞りパネルの生産
 1.4.4 板金機械の進歩
 1.4.5 マイクロ曲げ加工技術
引用・参考文献

2.板材成形の基礎
2.1 プレス成形の分類
2.2 薄板の材料試験方法および成形性評価試験方法
 2.2.1 薄板の材料試験方法
 2.2.2 薄板の成形性評価試験方法
2.3 各種板材料の成形特性
 2.3.1 鋼板の機械的性質・成形性・用途
 2.3.2 アルミニウム展伸材の機械的性質・成形性・用途
 2.3.3 チタン・チタン合金板の機械的性質・成形性・用途
 2.3.4 マグネシウム合金板の機械的性質・成形性・用途
2.4 板成形の力学
 2.4.1 絞り容器各部の名称
 2.4.2 円筒絞りにおける材料の変形
 2.4.3 円筒絞りの解析
 2.4.4 絞り加工における応力の伝達と絞り性の向上策
 2.4.5 角筒絞りの解析
 2.4.6 均等曲げの解析
 2.4.7 均等曲げのスプリングバックの解析
 2.4.8 垂直力を伴った曲げの解析
2.5 板材成形の成形不良
 2.5.1 絞り加工における破断
 2.5.2 絞り加工における形状不良
 2.5.3 曲げ加工における製品設計上の諸問題
引用・参考文献

3.絞り成形
3.1 絞り率と再絞り
 3.1.1 絞り率
 3.1.2 初絞り
 3.1.3 再絞り
 3.1.4 絞り高さ
3.2 素板形状の設計
 3.2.1 円筒絞り製品の展開
 3.2.2 角筒絞り製品の展開
3.3 絞り加工に必要な力
 3.3.1 最大絞り力
 3.3.2 絞り仕事量
 3.3.3 ノックアウト力とストリップ力
 3.3.4 しわ抑え
3.4 絞り型の設計
 3.4.1 設計上考慮すべき事項
 3.4.2 パンチの設計
 3.4.3 パンチプレートの設計
 3.4.4 ダイの設計
 3.4.5 バッキングプレートの設計
 3.4.6 位置決め具の設計
 3.4.7 しわ抑えの設計
 3.4.8 ノックアウトの設計
 3.4.9 クッションの設計
 3.4.10 スプリングの取付け法の設計
3.5 成形シミュレーション
 3.5.1 成形シミュレーションの適用目的
 3.5.2 板成形シミュレーションで評価可能な成形不具合
 3.5.3 板成形シミュレーション例
 3.5.4 プレススライドモーションを考慮した板成形シミュレーション
引用・参考文献

4.曲げ成形
4.1 曲げ加工の分類と変形様式
 4.1.1 曲げ加工の分類
 4.1.2 曲げ加工の変形様式
4.2 曲げによる板の変形
 4.2.1 曲げによる幅方向の反り
 4.2.2 板厚内部のひずみ履歴
 4.2.3 板厚の変化
 4.2.4 外表面のひずみ
4.3 板材の曲げ
 4.3.1 V曲げ
 4.3.2 U曲げ
 4.3.3 ロール曲げ
 4.3.4 面内曲げ
 4.3.5 パイプ製造のための曲げ
 4.3.6 ダイレス曲げ
4.4 成形シミュレーション
 4.4.1 種々の解法とそれらの特徴
 4.4.2 材料モデルの影響
 4.4.3 成形限界予測
 4.4.4 最適プロセス設計
引用・参考文献

5.ホットスタンピング
5.1 加工工程
5.2 鋼板の変形特性
5.3 焼入れ特性
5.4 酸化特性と防止
5.5 プレス成形特性
5.6 ダイクエンチング特性
5.7 後加工
5.8 有限要素シミュレーション
引用・参考文献

6.インクリメンタルフォーミング
6.1 成形原理
 6.1.1 ダイレス化の原理
 6.1.2 成形原理に基づく特徴
6.2 成形の種類
 6.2.1 インクリメンタル張出し成形
 6.2.2 インクリメンタル逆張出し成形
 6.2.3 インクリメンタル圧縮成形
 6.2.4 その他のインクリメンタルフォーミング
6.3 成形シミュレーション
引用・参考文献

7.絞り曲げ用成形機
7.1 絞り用プレス成形機
 7.1.1 プレス機械の種類
 7.1.2 プレス機械選択の前準備
 7.1.3 プレス機械の仕様
7.2 対向液圧成形機と金型
 7.2.1 対向液圧成形工程と金型構造
 7.2.2 対向液圧成形の特徴
 7.2.3 実用例
 7.2.4 対向液圧成形の応用技術
7.3 曲げ加工機と金型
 7.3.1 曲げ加工機
 7.3.2 金型
 7.3.3 曲げ金型の選び方
 7.3.4 曲げパターン
7.4 インクリメンタル成形機
 7.4.1 成形装置と固定ジグの種類
 7.4.2 成形の特徴
 7.4.3 成形事例
引用・参考文献

索引