キャラクター

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キャラクター

  • ISBN:9784845921287

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内容説明

アカデミー賞&エミー賞の請負人ロバート・マッキーが物語における「キャラクター」を徹底解明
登場人物の本質を問い、創造力に磨きをかける、キャラクター創作術の最新版にして決定版がついに登場!

ロバート・マッキーは約40年間にわたり世界中を飛び回り、脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー作家、プロデューサー、演出家を育成してきました。受講者数は10万名以上にのぼり、その中からアカデミー賞受賞者が60名(ノミネートは200名)、エミー賞受賞者が200名(ノミネートは1,000名)生まれています。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンは彼の門下生であり、ピクサーの脚本チームもマッキーの教えを受けています。

マッキーはこれまでに、「物語創作のバイブル」との呼び声高い『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』、「ダイアローグは単なる会話ではなく「言葉によるアクション」であることを解説した『ダイアローグ 小説・演劇・映画・テレビドラマで効果的な会話を生みだす方法』と、二冊の世界的ベストセラーを世に送り出しており、本書はこの二作に続く、物語創作術三部作の第三作となります。

2021年に米国で原書が刊行されたばかりの本書は、登場人物の創作に特化し、キャラクターを「創造」する視点から、着想の源までさかのぼって徹底的に分析していくことで、キャラクターの本質を理解でき、創作の技法を磨くことができる内容となっています。

マッキーは本書の中で、ヨーロッパ最古の演劇であるギリシャ悲劇から『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』といった近年のテレビドラマまで、幅広い作品を例に「キャラクターとは何か?」を繊細かつ大胆に解説しています。構成はキャラクター作りの着想の源がどこにあるかを問うところから始まり、すぐれた架空の人物を生み出す執筆技法を通過し、キャラクターとストーリーのジャンルや観客との関係を見つめ、いかにストーリーの中でキャラクターを設計すべきかが語られていきます。

本書は、マッキーから「ストーリーの航行者、キャラクターの探求者である」作家志望者の方々へ、才能を開花させるための五輪書と言えます!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ディス

1
△。『ストーリー』の方が、漠然と捉えていたものが解体される面白さがあったなぁ。本書は『キャラクター』の具体的な設計方法をいくつかのパターンにわけて紹介してるんだけど、その分類になんかしっくりこない。性格と実像とかは面白いと思うんだけど、それは『ストーリー』にも書いてあったし…。あと実用書の割にはレトリックというか修飾が多くてゴテゴテした読み味。2025/01/07

Jey.P.

1
ロバート・マッキーの『ストーリー』『ダイアローグ』につづく3作目。キャラクターとプロットとの関係、キャラクターの人格の複数の層、複数の層における対立、キャラクターの行動やキャラクター間の関係、など。いかにキャラクターの深みを作るか。小説・映画・舞台向けなので書かれていないのは仕方ないが、ビジュアルとのつながりが気になる。2023/08/08

鏡子

0
うーん。三幕構成とか英雄の旅のような汎用性のある法則みたいなものを期待していたが、そういう意味では期待外れだった。後半のキャラやキャラ同士の関係性を円を用いて整理するあの形式が上記のような法則と言えばそうかもしれないが、特に新しい気付きは得られず…。 この本がいまいち面白さに欠けるということによって、魅力的なキャラを生み出すのがいかに難しいかを改めて思い知る。かろうじて具体的な作品を例に挙げての解説は興味深い箇所もあったが、この本を読み込むよりは多くの作品に触れたほうが創作においては有意義な気もする…。2025/05/11

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