日本酒で“KANPAI” 岩手から海外進出を果たした『南部美人』革新の軌跡

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日本酒で“KANPAI” 岩手から海外進出を果たした『南部美人』革新の軌跡

  • 著者名:久慈浩介【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2022/09発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344941007

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内容説明

老舗酒造の五代目蔵元は、いかにして日本酒文化を世界に普及させられたのか。

創業120年、
岩手の老舗酒蔵「南部美人」が
グローバルブランドへと成長するまでの苦悩の軌跡

岩手・二戸の南部美人は、創業120年の歴史を誇る老舗酒蔵。
五代目として蔵元を引き継いだ著者は「世界の南部美人」にしたいという強い思いを抱き、
1990年代後半からほかの酒蔵に先駆けて海外市場へ進出。

当時、海外では中国で製造された酒が日本酒として出回っていたり、
日本で造られた酒があったとしても適切な温度管理がされず
劣化した状態で売られていたりしたことで、日本酒はおいしくないというイメージをもたれていた。
そのような中で、海外の文化に合わせて料理との組み合わせ方や飲み方、
管理のポイントなどをプレゼンテーションし、海外の販路開拓を推し進めていく。

本書では、創業120年の老舗酒造がいかにして世界で勝負できるブランドに成長したのかをつづっている。
グローバルに自社ブランドの確立を目指す人や、伝統産業の変革を求める人にとって参考となる一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる@珈琲読書

6
★★★☆☆ ■岩手県二戸市にある日本酒の蔵元・南部美人の5代目が著者。昔は日本酒というと、べちゃっとして甘いか辛いかでただ酔うためのアルコールという印象をもっていた時期もありましたが、最近は多様化して洗練されたものが増えてきたような印象です。ただ、単に昔は安い酒しか飲んでいなかっただけかもしれませんが。南部美人はたまにいただく機会がありますが、同じ岩手県の浄法寺漆器でいただくとさらにうまさが増すように感じます。伝統と最新技術、変化していくことで新たな伝統が生まれるということが分かる一冊です。2023/01/14

spike

2
南部美人は大好きな酒の一つだが、読んでいて何度も唸らされ感動した。さまざまな取り組み、チャレンジをする蔵元として業界では有名な人だと思うが、ベースとなる考え方、スタンス、覚悟がとても伝わってくる。2025/02/09

たみ

2
田舎の小さな企業が、世界1を獲る。 南部美人の凄さを知らずにガバガバ飲んでた私は…2023/08/28

ジョルジョ

1
先進的な考えと伝統を守るという考えのバランスが良く、今後の日本酒の発展には欠かせない人物。さらなる世界での活躍を祈ります。2023/06/30

kamada1001

1
南部美人120周年を記念して、五代目蔵元の久慈浩介さんが書いた本。歴史を紡ぎつつ、常に変化を起こしてきた。その結果、鑑評会やIWCでの受賞に繋がった。また、ピンチはチャンス。そもそも自分は何を大事にするのか、物事を本質的に捉え、仲間と一緒に取り組んできたのがわかる。和醸良酒。南部美人と梅酒がまた飲みたくなった。そして、クラフトジンとクラフトウォッカにもチャレンジしたい。2022/11/10

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