集英社文庫<br> 小説 ノイズ【noise】

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集英社文庫
小説 ノイズ【noise】

  • 著者名:黒木あるじ【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 集英社(2022/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087443332

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内容説明

漫画原作の同名映画(2022年1月公開)を基に編まれた小説。農家の圭太と猟師の純が暮らす平和な孤島・猪狩島。圭太が生産する幻の黒イチジクにより復興ムードに沸いている。しかし凶悪犯が島を訪れ付近を徘徊。危機を覚えた圭太は純、巡査の守屋と共に、ハウス内で誤って凶悪犯を殺してしまう。島の未来のため、彼らは事実を隠蔽できるのか。崩壊する日常、裏切り、続出する犠牲者……些細なノイズから増幅する悪意の連鎖。狂気が暴走する新感覚サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

納間田 圭

146
ガヤガヤ、ザワザワ…雑音。人気連載漫画から今度映画化される…行きつけの本屋の最前列にあったコレ。キーワードは…猪と黒イチヂクと”かさぶた”。地方創世特別交付金5億円支給が決まった…時代に取り残された孤島が舞台。そこに刑期を終えた元受刑者のサイコパス男が…入島。そして起こってしまう殺人事件の数々。島を守ろうする住民達の…異常すぎる思いは感染していく。金や地位や保身のいろいろなノイズが混ざっておかしくなっていく。そして…どんでん返し。「これは…きっと島の復讐で、島が制裁を下したんだ」2021/12/29

machi☺︎︎゛

86
そんなに長編じゃないのに次から次へと問題発生するから休憩する暇もなく最後までドキドキが続き面白かった。映画かもしていて藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんの配役はピッタリだと思った。島人が少ない猪狩島に他所から凶悪犯が入ってくる事で平和が乱される。そこに本土から応援の警察が来る事でもっと乱される。一個崩れると悪意の連鎖が止まらなくなる。ずっと気を抜けない展開で面白かった。2024/08/21

のりすけ

24
漫画→(大幅な改変あり)映画→小説。小説が黒木さんなのでドキドキしながら読めました。あいつの悪意が感染したというより、もともとみんな持ってた…島と言う孤立した場で培養されてた悪意と言う膿が「かさぶた」がなくなって噴出したんか!と。映画は鑑賞済みなのですが、小説だけ読んでたら松ケンと藤原竜也サンの役は逆な方が良かったと思っちゃう。神木君と黒木華ちゃんは大正解。2024/04/08

ふわふわぷりん

17
息もつかせぬ展開。。。ジェットコースター並みよね!!こんなこんな結末なのね。。。読んでみて下さい!!2023/06/03

山田

12
よく聞く「悪意の連鎖」。でも、連鎖するのは悪意だけじゃ無いし、連鎖が続く事で「この連鎖をここで止めない」という意志が発生する。 それぞれが描く「ささやかな幸せ」のために、策略と裏切りが物凄いテンポで繰り返されるので、読後がゾワゾワする。 2021/12/21

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