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内容説明
ぽっかり空いた目と口、短い手足、あどけない表情。心が癒やされる可愛らしい造形で、博物館でも大人気の埴輪たち。しかし、古墳を彩る人物・道具・家・動物たちの群像として見ると、王権を巡る「さまざまな物語」が浮かび上がってくる。3世紀中頃から6世紀終わり頃まで、およそ350年にわたり造られた埴輪を、定番の名品から最新の出土品まで紹介。造形美、細部の見方、楽しみ方を第一人者が解説する。カラー図版160点掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
24
図書館より。単純にかわいいとか、造形に興味があるといった理由から本書を手に取ったっていい。見仏記の発想と同じ。自分は力士から目が離せなかった。2023/01/03
コーデ21
19
先月読んだ『楽しく学べる歴史図鑑はにわ』に引き続き「埴輪本」2冊め(図書館本)。こちらも著者は古墳時代第一人者・若狭徹先生。文庫本サイズながらカラー図版160点も掲載されており、人物・道具・家・動物など様々な埴輪の説明や古墳の変遷など、わかりやすくて古墳初心者にとっては嬉しい一冊☆ 考古館巡りのさいにバッグに入れておきたいので購入を検討してます^^ 〈振り向く鹿〉や〈ムササビ〉実物を見てみたーい♡2023/08/02
荒野の狼
10
「埴輪 古代の証言者たち」は、明治大学文学部の若狭徹教授による2022年初版の本であるが、私は2024年(令和6年)の再版のものを読了。考古学者らしい学術的に信頼のおける記載であり、文章よりも写真が多いのでムック本や図録のような印象の書。説明と写真が離れている箇所もあるが、その際にも、写真が掲載されているページが記載されているため参照が容易で読者に親切な書き方(ちなみに、図の参照箇所を示すのは学術論文の決まりであるため、流石に学者が執筆した書と言える)。2025/12/12
真琴
8
埴輪と古墳との関係やそれぞれの埴輪の作られた経緯や意味などがカラー写真とともに解説される。埴輪が「カワイイ」だけではないという意味が分かった。満面の笑みも「喜び」ではなく、魔を退ける「あざ笑い」だとは!2024/11/09
くまくま
5
カラー写真が多く、多種多様な埴輪の意向が伝わってきて面白かった。古墳の変遷とともに移り変わる埴輪の姿、それぞれの埴輪がもつ意味など詳しく、わかりやすく学べた。2023/04/11
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