内容説明
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エンターテインメント映画を念頭に置いて描いたと
伊坂幸太郎氏が語る小説『マリアビートル』。
その映像化を誰よりも先に実現したのが、
デヴィッド・リーチ×ブラッド・ピットだった!
東京発‐絶望行。
不運な殺し屋レディバグの人生最悪な120分、弾丸列車の旅の舞台裏。
超高速列車という舞台をフル活用!
面白可笑しく見せるアクションの秘密や、
サイケデリックでクールな仮想日本の誕生秘話。
様々なカットや演出を駆使し、細部までこだわられた新感覚映画は
いかにして作られたのか。
痛快&爽快な映画の創作過程と魅力がたっぷり詰まった
アクション映画ファン必読のメイキング本。
監督自身はもちろん、公私ともにデヴィッド・リーチのパートナーであるプロデューサー、ケリー・マコーミックや脚本を執筆したザック・オルケウィッツ、撮影監督や美術装飾、衣装、音楽を担当したスタッフ、そしてもちろんキャスト陣へのインタビューも満載。
【映画公開情報】
2022年9月1日(木)全国公開
ブレット・トレイン
監督:デヴィッド・リーチ
主演:ブラッド・ピット
原作:伊坂幸太郎
脚本:ザック・オルケウィッツ
2022年製作/126分/R15+/日本
原題:Bullet Train
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
21
新幹線が舞台なのにジェットコースターな展開の映画にぶちのめされて購入。デヴィッド・リーチ監督をはじめとするスタッフによる、舞台の裏側、キャラクターの背景、美麗なコンセプトアート。豪華な内容で大満足。個人的に、タンジェントやレモン、プリンスの造形が満足だった。2022/09/10
Key
2
興味深かったのはデヴィッド・リーチ監督が原作から深い哲学を感じ、脚本を受け取ったタイミングが運命的であったと話していたこと。 152ページに渡る詳細な制作過程はとても読み応えがあった。コロナ禍でチーム一丸となって挑んだからこそ生まれたエンタメ作品であることがうかがえた。 インタビューからは、グローバルな(肌の色が違う)俳優が集まるこの映画での、監督の各俳優に対するリスペクト、各俳優同士、また監督に対する信頼の強さが伝わってきた。 鑑賞した映画ファンのみならず、映画に携わる全ての方にお勧めしたい一冊です。
ecuas
2
映画があまりに面白かったので衝動買い。これだけの映像をどうやって作ったのかとは思っていたが、疑問は多少解消しつつも、あまりに多くの物量とコストがかけられていることに愕然とする。CGで出来そうなところも実際にスタントが使われていたり、こっちが表舞台かと思えるほど舞台裏の規模が大きい。ペットボトルの動きは初見では理解できなかったのでページを割かれてるのはありがたい。たった1人の作家の頭の中で生まれた物語を実写化するのはこんなにも大変なのだなとしみじみ。さらに読み込みサントラも聴き込み、2回目の鑑賞に臨みたい。2022/09/05