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内容説明
動物保護施設ー-。そこにはあらゆる境遇の犬が持ち込まれる。動物好きの女子大生・佐山は、保護活動に参加するもそこで直面する苛酷な現実に、価値観を大きく揺さぶられる。だがそれでも、努力が報われなくても、彼女は折れずに向き合う。それは「いきものがすきだから」。
「きみにかわれるまえに」で多くの感動を呼んだカレー沢薫が、新たに描く‘‘いきもの‘‘の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
23
試し読み版で100ページほど、読みました。 残念ながら、動物を遺棄する有象無象って昔からいますし、教育効果の上がる人はそもそもここに出てくるような行動はしないでしょう。 ボランティア活動している方々には頭が下がりますが、個人等でできることって限界もあるので、やはり行政等の対応が必要です。2024/03/13
manamuse
23
偶然、書店で見つけてしまった…。絵がユルいから冷静に読んでいられるが、絵が絵ならもうダメなやつ!ホントそれな。欺瞞・偽善・自己満足…犬猫保護してトンカツ食べるとかなぁ…って私も思って自己嫌悪に陥る時ある。それでもやる、それでも動く、一つでも多くの命のために。2022/10/22
凛
12
こういう犬猫の保護施設で活動してくれる方に頭が上がらないです。私も数年前捨てられていた高老犬を保護して家族に迎えいれて看取った経験があり、読んでいて苦しくなりました。人間の身勝手さに踏みにじられる命と日々接すると、人間を嫌いになりそうと感じた主人公に、そうだよな…と思いました。2024/06/02
Oliver
6
「きみにかわれるまえに」と比べてしまうと漫画としては面白くなかったけど、色々考えさせられた。きらきらした目の話では、保護団体のYouTubeで犬を飼い続けられなくなった高齢のおばあさんが泣きながら犬を手放す場面で「でもあなたが犬を捨てることには変わりはないんです」と若い職員が高圧的に説教していて嫌な気持ちになったのを思い出した。自分が良い事していると信じていると自分もいつか高齢者になるということまで忘れてしまうのかと。さて、可哀想な保護犬を助けてあげたい自分の目はきらきらしているだろうか。2022/10/02
じゃすみん
5
美談じゃない、自己犠牲でもやり遂げられない、むしろそこまで動物好きじゃない方が向いてるかもなのが動物愛護? あの投げやりな絵と露悪趣味で現実的に語られる愛がグサグサ突き刺さります 2023/07/06
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