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内容説明
ウォール街で桁外れの利益を出し続ける謎のヘッジファンド「ルネサンス・テクノロジーズ」。創始者のジム・シモンズは、40歳で数学者からトレーダーに転身した。なぜ、素人集団のルネサンスが市場で勝ち続けてきたのか。人間の感情を一切排除したアルゴリズム投資の裏で繰り広げられる、科学者たちの喜怒哀楽のドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
turtle
10
ゴリゴリになんの感情も挟まずに冷徹にディシプリンに従うことの出来る人というイメージを持っていたので、苦しい時に人にアドバイスを求める様子にびっくりしました。 シモンズほどの人でもそういう時があるのなら、私のような凡人が都合よく解釈してトレードルールを破りまくるのも、むべなるかな。2021/04/07
スプリント
7
なじみがない用語も多く読了に時間がかかった。 関連する書籍をいくつか読んでみたいと思う。2023/08/05
k_omni
6
ルネサンステクノロジーとその創設者ジム・シモンズについての本。金融工学の魔法のように思えるクオンツ運用も意外とトライ・アンド・エラーがあって身近に感じた。平均収益率は39%と異常に高いが運用資産を抑えているとのことで、収益の絶対額としては他のファンドよりも少ないだろう。 リーマン・ショックのときにモデルを捨てた判断は見事だと思った。2023/12/18
gokuri
6
投資社会において拡大、注目されていったルネサンスにおいてシモンズの権限は徐々に委譲される。ファンドは役員の学者たちの言動による混乱などはあるものの、相変わらず膨大なデータの蓄積を活用した価格のな動きにたいする反動をとらえた投資スタイルの有効性を基に利益をあげ続ける。そして儲けを手にした役員は自己の信条に従い、社会に影響力をあたえてしまうことも・・・。 多様なNPO、社会運動がある米国ならではのありようを見るときに、やはり日本の社会の閉塞感を思いおこしてしまう。2022/10/19
Jack Amano
4
秘密主義でどのような投資をしているのかが全く公開されていないルネサンス・テクノロジーなので、この本を読んでもその部分は謎のままです。ルネサンスという投資会社がどのような人によって運営され、その中でジム・シモンズがどのように生きてきたかはよく分かります。子どもを二人も先に亡くすという、親として耐えがたい不幸に会いながら、市場の解明に生きたジムの物語としては面白いです。長期投資に挑戦したが上手く行かなかったという逸話は、クオンツで長期投資することの難しさを示していて、面白い。2023/03/12
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