内容説明
「僕はフェア(公平・公正)を一番強く意識して生きてきた」。実りある議論より「論破」がよしとされ、炎上が絶えない殺伐とした時代。トラブル、意見対立、「戦争」を含む政治課題……解決策をズバリ提言し続ける著者が初めて明かす思考力の核心。「まず好き嫌いの感情を排し、相手の立場に立って考えよ」。ケンカに負けない著者の脳内が分かる待望の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA0726
9
百田氏の「橋本徹の研究」では両氏のツィッターのやりとりは泥仕合で橋本氏の本質を見極めたく本書を後に読む。「相手の立場から物事を見てフェアに考える」、えっ!どちらが正しいの?と思われる部分が多く感情が先走りどっちもどっち。「論議して理解を深めるより論破が偉いとされている。時間を費やしても議論は平行線、何が正解か分からないのに自分が正義、正論と決めつけた途端思考停止」はまさに百田の言い分と同じ。「相手の譲歩を最大限引き出し自分の欲求を叶える価値観や対立を乗り越える思考法」が大事と唱えるが自身出来てないのでは?2023/04/27
復活!! あくびちゃん!
6
これまでのこの著者の本の中では、内容が一番薄いと思った。著者は「フェアに考えればあらゆる問題は解決する」と主張し、そのために「まず好き嫌いの感情を排し、相手の立場に立って考え」、「いかに自分自身(の考え)がブレないか」を基準に思考することが、『最強の思考法』であると主張する。著者の考え方に同意する“部分”はある。が、戦争の首謀者にこの理論は通じないと思う。首謀者の頭の中は、その(戦争を始めた)時点で“狂気”なのだ。その状態の人に“駆け引き”は通用しないと歴史は教えていると私は考えるのだが、はてさて。。。2022/09/19
B.J.
4
フェアに考えれば、あらゆる問題は解決する・・・本文より 2023/06/11
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/12/30
Go Extreme
2
なぜ今、「フェアの思考」なのか 相手の立場から物事を見る: 価値観抜き 我慢しすぎる日本人 卑怯になってはいけない フェアに「戦争」を考える: 法の支配 国際秩序 南京事件 東京裁判の本当の意味 感情や空気でなく「ルール」を重視: リーガルマインド・そもそも論 適性なルール変更 自分の思考の「軸」を見える化する: フェア思考はあなた自身の中で完結 相手とぶるかりあっても機能 思考の軸。・基準 攻撃ライン・防衛ライン 正解より「プロセス・優位」で考える: よしマシな選択 公知の事実による判断 お友だち人事2022/11/12