日中友好侵略史

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日中友好侵略史

  • 著者名:門田隆将【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 産経新聞出版(2022/09発売)
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  • ISBN:9784819114172

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内容説明

「安倍晋三」が闘った日本の現実
「自民党8割が親中派」の日本への教訓

対日工作は70年前から始まっていた
ランの花、有名女流作家、創価学会、日本の権力闘争、贖罪意識、巨大市場……あらゆるルート、あらゆる手法を用いた「友好」という名の「侵略」を明らかにする。

始まった「対日工作」
自民党工作のスタート
公明・創価学会への中国工作
権力抗争はこうして始まった
世界の流れが変わった
もう一人のキーマン
「中国」巡って政界大動乱
日華断交は可能なのか
「椎名特使」をめぐる攻防
台北の怒りと混乱
〝丸裸〟だった日本
始まった「日中友好絶対主義」
世界を驚愕させた人権弾圧
変貌する中国
ハニートラップの凄まじさ
「破壊者」登場の悲劇
不可避だった〝米中激突〟
友好五十年は偽りだったのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

56
ほぼ一気読み。門田さんの著作は『疫病2020』以来二作目であるが、前回同様綿密な取材に基づいて詳細に語られた「事実」に脱帽する。今回強く思ったのは、政治によって積み重ねられた歴史の重さである。日中国交回復から五十年という。当時テレビで見た人民大会堂での田中、周恩来両首相の握手する姿などが思い出される。思えばそれは一方では台湾との国交断絶の始まりでもあった。そして半世紀。反日教育の続く中国と、日本との交流・交友教育を進める台湾と。果たしてあの時点での舵の切り方は正しかっただろうか。そんな思いが脳裏を過ぎる。2022/09/03

それいゆ

21
日中平和友好条約のすぐあとパンダがやってきた頃が中国に対するイメージが最良だったですね。今や南シナ海、尖閣、香港、ウィグルとやり放題。おまけにコロナ感染の発生源を隠し、あげくのはてには他国から持ち込まれたとは!あきれてしまいます。いつも登場するあの広報官のにがにがしい顔が浮かんできて不愉快極まりないです。日中平和友好条約締結時の詳細を初めて知りましたが、あわせて創価学会・公明党が国政を操り、わが国をいい方向に導いてくれてないことを再認識することができました。2023/01/20

KAN

17
衝撃だった。自分の中での中国の原風景は、高校生時代に三国志の英雄譚、諸葛孔明のような戦略家、しかし、「泣いて馬謖を斬る」のような情のある人間味あふれる世界。それはあくまでも情的なものであって、弱肉強食、権力で他を殲滅する唯物的な価値観で生き残ってきた国は、日本のようなすべてが共存していこうとする価値観の国を圧倒的に呑み込んでしまう。先の大戦でさえ、日本は「侵略」したことにされ永遠に謝罪を続ける関係を築いた。これは両国にとって不幸なこと。どこかでこの連鎖を断ち切らなければいけない。2022/09/30

tomo

16
☆☆☆☆☆ 有吉佐和子ー池田大作(創価学会≒公明党)ー中国共産党との関係が、少しわかった。ほんの50年前までは戦勝国として、国連常任理事国の一員だった中華民国(台湾)。アルバニア決議を経て、中華民国と断交→中華人民共和国と国交を結んだ日本。国交樹立当時は、まさにヒツジの皮をかぶった狼で、歴史的偉業を達成した当時の記憶に縋りつきたいおじいちゃんたちの気持ちもわかる。だがそのかぶりものを脱ぎ捨てた今、日中国交回復50周年㊗️とか言っているお年寄り・有名人たちを見ると、アタマがくらくらしてくる…2022/10/04

ムカルナス

13
50年前の日中国交正常化は日本にとって必要不可欠ではなかったが世界の潮流に引きずられたのと佐藤首相の後継争いをめぐっての国内の政治的駆け引きによる部分が大きく、角栄は国益よりも自らの政治的地位を確立するために何が何でも成功させたかった。そのためには多少の譲歩もやむを得ず、足元を見られた日本はその後50年翻弄され続け、当時から続く中国の用意周到な工作は政財界に多くの親中派を生み日本を蝕み続けている。天安門事件以降の話は目新しさはなかったが日中国交、台湾断交の原点を知ることができ勉強になった。2022/12/04

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