光文社キャラクター文庫<br> 食いしんぼう魔女の優しい時間

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光文社キャラクター文庫
食いしんぼう魔女の優しい時間

  • 著者名:三萩せんや
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2022/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334794255

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内容説明

黒木理沙は魔女である。300年余りの人生で、得意になったことと言えばお料理と人助け。今日は、一人で不安そうにしている女子学生に思わず声をかけた。魔女ばれしないように手助けするのはちょっぴり大変だけれど、大好きな街の、誰かのためになるならば……! ――そんな優しい魔女は長い人生を楽しみながら、今日もこの街を見つめているのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
見た目は二十代だけど実年齢は三百歳の魔女・黒木理沙。そんな優しい魔女は長い人生を楽しみながら、住んでいる街の困った人を助けてゆく連作短編集。三百年余りの人生で、得意になったことと言えばお料理と人助け。魔女ばれしないように解決するのは大変だけれど、大好きな街の誰かのためにと意気込む彼女が出会う、一人で不安そうにしている女子学生や古くから因縁ある隣家とトラブルに悩む中学生、魔法を感じ取ることができる中学生。この街に長く住んでいる優しい理沙と美味しそうな料理も絡めながらの住人たちとの日常がなかなか良かったです。2022/10/12

煮豆

31
タイトル買い。ファンタジーは苦手だけど優しいお話が読みたかったので購入。見た目は20代後半だけど実際は300歳を超えている魔女の理沙。バルコニーでハーブを育て日々のお料理に活用。そして黒猫と一緒の生活。魔女の宅急便のキキが成長したらこんな風なのかなぁとジブリ映画からの想像をする。食べたいと思ったものをお取り寄せしては美味しいお料理に。ハーブの香りが漂ってきそう!今作はお料理ではなく、街の人たちの悩み事がメイン。児童文学のようで読みやすかったが、独り言で説明している感じも。癒し系なふんわりしたお話でした。2023/06/04

クキモン

16
食べることが大好きな可愛い魔女の物語。動物と会話したり箒で空を飛んだりと魔女らしい行動もするけれど、自分で商店街に買い出しに行って自炊するという生活を楽しむ一面も。非日常と日常のアンバランスが面白い。優しい心温まる物語でした。2024/01/15

coco夏ko10角

14
約三百年生きてる魔女・黒木理沙の日常と時々魔法。住人とのやり取り、ちょっとした手助け、久しぶりに空を飛ぶときの様子…。理沙ののんびりとした日々の暮らし、よかった。2022/10/28

pettyori1

5
表紙見て娘が読むかな?と借りてきた本。町なかにまぎれて、かたくなに正体を隠したりもせずに、ひっそり豊かな食生活を送っている魔女の話。ほっこり系で読みやすかったです。スローライフ満喫してました。2023/02/17

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