内容説明
『白鳥』が結ぶ切なくも美しい愛の物語、開幕。
『ラ・カンパネラ』、『愛の挨拶』、『新世界』、『G線上のアリア』
クラシックの名曲が彩る、珠玉のラブストーリー。
――名門オーケストラを舞台に、愛のシンフォニーは美しいハーモニーを紡ぐことができるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TITO
11
クラシック音楽が結ぶ縁を、素敵なBGMで読むことが出来るロマンチックな物語。少しでもクラシック音楽に興味がある方なら(私でも)ググらずともメロディが流れてくる楽曲が多く出てきて読みやすかったです。2022/12/04
烏骨鶏
2
めでたい終わりでなによりです。・・・読み終わって、趣味で小説を書き始め、喜寿の記念にこの作品を上梓されたと知りました。なるほど、普段読む本とは違う何かが、読みながら気になっていたのですが。楽曲に対する思い入れ、具体的な年代や背景・場所についての記述、とても乙女チックな演出など、ご自分の生きた時代の記録と共に、思い切り楽しんで書かれたのでしょう。素敵な記念ですね。2022/11/06