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内容説明
ローザは、その美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。
１４歳のある日、異母弟のベルナルドと出会ってしまう。
彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んで、国中に影響を与えることとなり――？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こと
13
面白かった～～試し読みで気にって即購入！こういうBLネタの勘違い王道ストーリイは大好きです。この作家さんの顔芸がこれまた面白い！本当は貴腐人なのに誤解で貴婦人になっていくお話ですね(*^▽^*)修道女になる前に聖女になりそう2024/02/01
cycle
7
素晴らしい！無茶苦茶面白かった！ヒロインが腐り過ぎていてメンタル無敵。続きを読みたいし原作も読みたい。2023/08/29
ぽへぽへ
7
Kindle。生粋の腐女子であるローザはいつかBLをこの世に広めるため領民への識字教育をかかさない。理想の受けたんである異母弟にも優しく接する。本当は煩悩のためにやってるのが優しい聖女さまと誤解されるあたり「私がモテてどうすんだ」と「無能の鷹」って感じ。ローザの顔芸がパワーあって面白い2022/09/17
儚
7
原作既読。書下ろしSSあり。not転生。生まれながらの腐女子であるローザ（１４）が、隠し子として現れた腹違いの弟ベルナルドを霊長類最強の受けとして見初め「ベルたん総受け計画」を企てる。己の腐った欲望に邁進していたはずが、周囲からは高潔で繊細な美少女と受け止められる勘違いラブコメディ。原作よりも絵面に堂々とBL展開が描かれるので、苦手な方は注意が必要。今巻はベルナルド攻略（？）まで。ローザの上辺の笑みが美しい反面、脳内心理描写の顔芸が凄まじくて笑った。美少女がしていい顔ではないが、ローザなら仕方がないね。2022/09/17
くろねこ文学
7
14歳にして「貴腐人」を自認するローザの悩みは、深刻な『受け』不足‼️そこへなんと『霊長類最強の受け』異母弟ベルナルド(13歳)が登場‼️ってね、もうパワーワードの連続でメチャクチャ笑いました😭 弟は実はヤバイ奴なんだけど、ローザの腐ィルターによる世界認識で行動すると周囲が都合よく勘違いしてくれて、話がどんどん良い方に進んでいっちゃいます。すごく面白いです‼ ボクはもう腐界の奥底に沈んでいくしかないかも…😅2022/09/06
