ベンチャーキャピタル全史

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ベンチャーキャピタル全史

  • 著者名:トム・ニコラス【著】/鈴木立哉【訳】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 新潮社(2022/09発売)
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  • ISBN:9784105072919

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内容説明

アメリカでGAFAが次々と花開いたのは偶然ではない。その背景にはスタートアップにリスクマネーを供給してきた連綿たる「意志」があった。19世紀の捕鯨船から連続起業家たるエジソン、そしてジョブズやベゾスまで、ビジネスの革新者たちを国家規模で涵養してきた歴史を紐解く、スタートアップ元年に読むべき決定的現代経済史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

55
米ベンチャーキャピタル発展には4段階→①捕鯨産業での起業家的活動。投資家と船長間の契約形態はシリコンバレーに類似②リスク資本専門仲介業者が登場し1950年代後半にLLP普及③1960後半から”ヒット"企業を組織的に発掘し育てるモデルが実証④ドットコム・バブル崩壊でブーム終焉する一方で投資モデルがハイテク・セクターに適用。どの時代でも、有力ベンチャーキャピタルはロングテール型(裾野が長いリターン分布)から免れ得ず、不確実性に勝つため出資後ガバナンスの監視・助言が重要。超大書だが俯瞰的業界把握できる稀有な一冊2023/03/25

Hiroo Shimoda

10
米国VCの歴史を語る大著。日本との違いはフロンティア精神、リスクテイクの勇気といった精神論のイメージで捉えがちだが、そうではない。歴史があり偶然があり、当然に知見や人脈もある。1番はヒトモノカネの流動性ではないだろうか。2022/12/23

人生ゴルディアス

7
ベンチャーキャピタルとは、投資先のほとんどが死滅するがどれかが大当たりしてすべての損失を埋め合わせて余りあるというロングテール型の事業に投資する際に落ち着きがちなシステムである、と言うのを捕鯨時代にまで遡って論証するのだけれど、要点は米国が歴史的に冒険的な投資を行ってきて、ある種国民性として培ってきたシステムなのだという説得力だろうか。日本でもgumiとかがとにかく1000万ずつ配ってなにかやらせるのやっててカバーとか出てきてるけど、プレイヤーがすごい限られるのはやはり国民性なのかなとか感じてしまう。2023/03/17

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/09/18

ゼロ投資大学

1
スタートアップ創生の地としてシリコンバレーの価値は揺らいだことはない。数多の国や地域が様々な取り組みをしてシリコンバレーに追従しようとしたが、それは叶わなかった。シリコンバレーで積み重ねられた歴史が、他では実現できない投資の生態系を構築している。2023/01/07

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