内容説明
快適で効率的なのに、なぜかほっとする……
多忙な現代人が幸せになる家のつくりかた
昔から日本の住宅のよいところである土間、縁側、
家族団らんの茶の間、畳の間、床の間、格子などなど……。
これらを現代の住宅に取り入れることで、
多忙な現代人の生活様式にマッチした、かつちょっとだけ懐かしい、
ほっとできる住宅となります。
本書はそのつくりかたをすべてイラストでていねいに解説しています。
もちろん、炊事、洗濯などの家事がしやすい効率的な間取りとすることも重要ですし、
旅館やホテルに宿泊しているような気分を味わえる、
開放的な浴室も疲れている現代人には欠かせません。
この現代的なつくりかたにちょっとだけ懐かしい要素を加えることで、
日本人による、日本人のための住宅となるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roomy
12
他の解剖図鑑ほどはよくなかったかな。2015/08/19
織町
9
“何をするでもなく、みんなが何となくそこにいて同じ空気を吸い、台所のお母さんも何となく気配を感じている。そんな漠然とした繋がりそのものがLDKであると言えるのでしょう。”手掛けた設計の間取りと発想を出し惜しみなく載せていて大変参考になった。太っ腹!HPには実際の写真も掲載されてるので写真と間取りとで見れたのが良かった。家全体を遊具に、風呂を外部空間に、中庭と繋がる玄関土間、個性的だぁ。エアコンの隠し方、昴窓、ベンチでまったり、格子を取り入れた外観・内装、中枢神経ゾーン、壁面収納は家作りに取り入れてみたい。2017/04/29
まめ
8
家を建てたい!! 2016/02/27
りう@ハンドメイド製作中♪
8
こちらも面白く読了。このシリーズは読みやすいくだりなのに知りたい事がギッチリ入ってる。ただ、「家づくりの解剖図鑑」の1/3くらいは「片付けの解剖図鑑」と同じようなことも多々書いてあった。2016/02/13
ナユタ
7
扉にスコープで北斗七星を作る、というアイディア、やってみたい、と思ったのだけれども、どうやって芯を組めばいいのか考えてしまった。本棚の項目で、設計士が好きな正方形の本棚と、大工さんの好きな歩留まりのいいの本棚、思わず笑ってしまった。本棚は使いやすいサイズが一番いいな。ああ、廊下に本棚がほしい。2014/09/27