内容説明
幕末に来日,横浜で「ジャパン・ヘラルド」をはじめ新聞事業を次々に手がけたイギリス人記者ブラックによる幕末・維新の記録。横浜と江戸を中心に,近代化への夜明けを迎えた若い日本を描く。第2巻は,1864年(元治元年),馬関戦争のための英国軍の到着から,1868年(慶応4年)初頭,新政府樹
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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サムライが刀を抜けば、必ず血を見ずには おかない、というのは誇張。 生命を無視する階級において、 抑制はよいこと。 しかし、屠殺者になれ、とは教えなかった 家康の祖法にはない(18頁下段)。 日本の大人は最近まで牛乳を嫌った(85頁上段)。 僕は学校給食の200㏄の瓶牛乳は 残ったらいただいていたので、 中学時代で一番身長が伸びた。 その後は体重が激増したが(苦笑)。 日本人は善人と悪人を識別出来た。 外国人がいかに真剣に日本人への乱暴行為に 反対しているかをも知っていた(94頁上段)。 2014/06/12