実験医学<br> 代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸 - 骨・骨格筋・脂肪組織の恒常性、がん進展を司るエネル

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍

実験医学
代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸 - 骨・骨格筋・脂肪組織の恒常性、がん進展を司るエネル

  • 著者名:伊藤貴浩【企画】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 株式会社羊土社(2022/08発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758125598

ファイル: /

内容説明

タンパク質をつくるに留まらない,分岐鎖アミノ酸(BCAA)の新たな姿とは?組織の代謝恒常性を保つ機能やがんとの関わりから,最新のBCAA解析技術まで/SCARDAセンター長に今後のワクチン戦略をきく

目次

<特集>代謝調節の立役者 分岐鎖アミノ酸 骨・骨格筋・脂肪組織の恒常性、がん進展を司るエネルギー源・シグナル分子としての新機能
企画/伊藤貴浩
概論―生体調節の立役者:分岐鎖アミノ酸
脂肪組織における分岐鎖アミノ酸代謝と肥満
骨格筋の肥大・萎縮と運動におけるBCAA代謝
腫瘍およびがん幹細胞における分岐鎖アミノ酸代謝の役割
腫瘍における分岐鎖アミノ酸トランスポーターの役割
骨恒常性維持における分岐鎖アミノ酸の役割
生物医学研究を拓く「精確な」アミノ酸分析とその展開
単一生細胞内分岐鎖アミノ酸濃度イメージング

<いま知りたい!! >
2日本のワクチン開発・研究の新たな司令塔
SCARDAセンター長が描く 総合科学としての「ワクチン学」への道

<連載>
 News & Hot Paper Digest
飛躍的に効果増大!新型樹状細胞ワクチン
細胞治療に匙加減が必要?
5億年をかけた動物のゲノム進化の概要が見えてきた
AIとロボットから「条件検討は私たちがやっておきます」と言われる未来はもうすぐ?

カレントトピックス
父親マウスの養育行動を引き出す神経回路の変化
DNAナノ構造体をレールとして動く新規分子モーターの設計
iPSコホートを用いた複雑病態を形成する細胞種・表現型ごとの遺伝的背景探索とアルツハイマー病病態の再構成
DNA複製フォークの速度は細胞の運命決定に寄与し,その低下によりリプログラミングを促進する
立体構造から見るサイトカインの細胞内シグナル開始機構

クローズアップ実験法
ミクロとマクロを同時に観る! トランススケールスコープAMATERASの構築方法

バイオベンチャー奮闘記
「社会」をターゲットに幸せをつくる研究を仕掛ける

Conference & Workshop “参加しました”
ニューオーリンズからAACR2022参加レポート

ラボレポート―留学編―
Foraging for discovery―Allen Institute for Neural Dynamics

Opinion-研究の現場から
日本国内で「プチ」留学する

最終回 フィクションで読む最新論文
さよならの日にはこれからの研究を

バイオでパズる!
架空分子を完成させよう!