内容説明
見よ! 常識を軽~く超えてくる、この姿を。
かわいい小動物ハニーポッサムは、巨大な睾丸の持ち主。水生哺乳類アマゾンマナティが「森」の中を飛ぶって? ペンギンなのに、森の中で巣作りをする「妖精」。まるでネズミ! 手のひらサイズの巨大な虫。常識を軽く超えてくる生き物たちの「へんてこ」を活写。30年以上にわたり研究者やナチュラリストと共に活動してきた著者が、新しい科学的なトピックをまじえて約50種を楽しく紹介する。200枚超の撮り下ろし写真を掲載。
電子版はオールカラー(*紙版は一部モノクロ)。また電子版は「参考文献・図版出典一覧」が付された完全版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
18
良い本でした。印象に残っているのはマナティ。アマゾンのジャングルは雨季になると水位が数m上がる。すなわち乾季に見上げた森の上の樹冠も、雨季には水の中。そこをマナティが泳いでいる。日本の山の中で上を見上げながら、マナティが飛んでいる姿を想像してしまいました。2024/08/20
NBかえる同盟
13
著者買い。言われてみればこの人、「生き物」関係の著作が多かったな。著者が「センス・オブ・ワンダー」を感じたへんてこな生き物達を数々紹介してくれる本書を読んで、自分も幼少期には図鑑を暗記するまで読み込んだたちだったと思い出したりもしたが、生き生きと嬉しそうに生き物について記す著者に比べると、自分は大いに好奇心をなくしたもんだとしみじみ思った。刺激を受けた。少し頑張らねば。2022/08/18
はとむぎ
11
読んだというより眺めた。鳥とペンギンと魚に惹かれた。来年は琵琶湖にコハクチョウ見に行こう。2023/04/04
ぺんぎん
6
やっぱり西オーストラリアやニュージーランドは変わった生き物が多いな。島自体が早くに他の大陸から離れて、生物たちが独自の進化をとげたというのは大きい。著者が自ら撮影した写真も素晴らしい。特にミナミセミクジラの親子、タカへ、カカポの写真は良かった。世界中の珍しい生き物にたくさん接するほど、心が戻っていくのは一見地味な足元の生き物、というあとがきの言葉にもなんだか共感できる。何事も、色々と手を広げても結局はルーツに戻っていくものなのかも。2023/07/02
相馬
4
川端さんが出会ってきた生き物について感じた「うわっ」という感覚を共有したい、という一心でまとめられた本。西オーストラリアの不思議哺乳類、サル、水をめぐる生き物、ニュージーランドの飛べない鳥、虫、の5章にまとまっている。平易な文章と豊富なカラー写真でとても読み易い。そして何より、川端さんのわくわく感が伝わって来る。2022/11/02
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