内容説明
「正直なところ、この選択がどんな結果を生むのか僕もわからない。"頑張らない人生"なんて初めてだ。これは、僕の人生を賭けた実験だ――」。韓国で25万部超のベストセラーが待望の邦訳! 他人の目を気にせず、自分らしく、頑張らずに生きることを決意した著者が贈る、生きづらさを手放すための言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
230
ラットレース真っ最中のヒトにはブッ刺さる内容ではないかと思います。そして、「諦める」ということを今一度考えさせられ、「諦める」に善悪のような二元論を持ち込むのではなく、「諦める」を使い分けることがむしろ大切なんではないかと思いました。2025/10/13
しげき
188
心がフッと軽くなる本。でも楽をする事は意外と勇気がいる事だと思った。私はひょっとしたら頑張って仕事してる方向に逃げているのかもしれない··なんだか深い1冊です。2022/06/09
いっち
158
タイトルと装丁で内容が伝わる。一生懸命生きなくてもいい選択肢を、提示してくれる本。著者はイラストレーターと会社員をしていたが、40歳目前で会社員を辞めた。理由を「勝ち負けにこだわらない生き方をしてみたかった」と言う。出世や昇給を争う勝負から、離れてみたかったそうだ。その後は装丁のような脱力した生活。起きたいときに起き、食べたいときに食べ、寝たいときに寝る生活。私はうらやましさを感じたが、そうなりたいとは思わなかった。貯金を切り崩す恐ろしさに耐えられない。むしろ、今の自分の生活に満足していることに気づけた。2020/11/29
速読おやじ
128
なんか、最近こんなに一生懸命働いて、神経すり減らして(いや、人と比べると全然ですが、、自分史上最高に働いてるのですよ^ ^)、これで良いの?これがやりたかった事?幸せ?などと聞かれると、うーむそういうわけではないがと。。著者はなんていうか思い切りがいい、何もしない、大いに結構!だらだらしよう!くらいのテンションで読者に訴えかける。何もしないことは究極の贅沢。こうしなきゃいけないという壁を取っ払って、一度好きなようにしてみたい。変な意味で背中を押してくれる^ ^2021/11/22
mukimi
124
人生に悩んだ時は読みやすい本より重厚な哲学書を、というのは敬愛する社会学者の言葉であるが、このほんわかしたイラストエッセイを読了した今、必ずしもそれは真実ではないと思う。それ程心の奥まで届き忘れられない言葉達に出会えた。ビビって力んで生きるより柔軟に生きた方が良いに決まっているし(これは20代の自分にかけたい言葉でありこれからもそう。)、些末な事象で気を紛らわせず自分の心の声を聞く努力は忘れたくない。人生は物語でありゴシップ記事の見出しではない(自分は、履歴書ではないに置き換えて納得)の喩えも目が開いた。2023/01/21
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