内容説明
初代ウルトラヒロイン桜井浩子さんの最新作。
『ウルトラQ』の江戸川由利子役、『ウルトラマン』のフジアキコ役の初代ウルトラヒロインの桜井浩子さんの最新作が発売。
飯島敏宏さん、実相寺昭雄さん、中野稔さん、上原正三さん、西條康彦さん、黒部進さん、毒蝮三太夫さん、二瓶正也さん、庵野秀明さん、樋口真嗣さん、原口智生さん、八木毅さん、満島ひかりさん、長谷部瞳さん、
多くの奇跡の出会いとそして永遠の別れ。円谷プロダクションのコーディネーターとしてこれまで出逢った一流のクリエーターとの奇跡の物語。そして相次ぐ哀しい別れ。ウルトラマンの現在がわかる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのにゃー
4
ウルトラのヒロイン桜井さんのコーディネーター奮戦記。女優からウルトラ関係のイベントをコーディネートする仕事に転身されていたのだ。知名度抜群、人脈アリ、明るく元気いっぱいの桜井さんにピッタリのお仕事。一緒に仕事された方がだんだん鬼籍に入られる話は辛い。ウルトラ時代のこぼれ話は面白い。スーパーガンが鉄アレイのように重かったなんて、想像もしなかったなぁ。2023/10/30
Kuliyama
1
ウルトラQからウルトラセブンまでリアルタイムで拝見していて、桜井さんは憧れの女性という思いでした。ときどきはニュースで登場されていましたが、50年以上もずっとウルトラに下関わっていらっしゃったと初めて知りました。チャンスがあればウルトラのイベント等でお目にかかってみたいです。2022/08/27
うぼん
0
円谷プロで本格的にEC活動を始めた著者の奮戦記。ウルトラ裏話として最初は気楽に読み始めたが、すぐに仕事モードの頭になってしまった。米コミコンに招ばれた時の慎重さと篤実さ故に戸惑う著者がファンの熱意に驚き感謝する話などはリアルで面白かったけど、冒頭、円谷で働く「若いお嬢さん」の非常識な発言とか、真っ当な企業や社会人世界では決して許されない話がキツかった(自分の会社ならこのお嬢は雇わない)。妖怪実相寺昭雄の奇人ぶり勝手(無礼)ぶりなんかもちょっと知りたくなかった。最後のイデ隊員訃報後Twitter話は泣けた。2023/12/18
キュー
0
巨大フジ隊員に対してそんなにいい印象でも無かったのかな、という所が面白かった。そして飯島監督が桜井さんにとって大きい存在だったというのが分かった1冊。読んでいくうちに関係者がどんどん無くなって行くのが悲しかった。ウルトラシリーズ、誕生から50年経ってもまだ現役なのがすごい。飯島監督の「桜井くん、僕たちは凄い仕事をしたんだね」という言葉には本当にそうだと思う。2022/10/22
新田五郎
0
女優の桜井浩子氏の、円谷プロでのコーディネーターの仕事のことがよくわかって、面白かった。2022/09/11