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内容説明
芋がら縄、干し飯、あつめ汁、豆味噌握り飯・・・。
天下統一といった野望のためでも、自らの野心のためでもなく、
ただただ生きるために食い、食うために戦う。
そんな戦国雑兵たちのメシ事情とは!?
「信長の忍び」「Good Morning ティーチャー」「うちの大家族」の重野なおきが描く、
風雲急を告げる戦国グルメ絵巻ここに開幕!!
連載時のカラーページ全収録!!!
★単行本カバー下画像収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
10$の恋
48
読み友さんのレビューを拝見して_。「へぇ~」って思う戦国時代の携帯食について、足軽や下級武士の立場から描かれた4コマ漫画。楽しみながら歴史も知れる。武田信玄の治める「甲斐」と戦う「信濃」側の雑兵事情、特に空腹だけは命に関わる。と言うか、食うために戦場へ行くのが本音。家臣と雑兵の違いがここにある。私が今、好んで読んでるシリーズ『三河雑兵心得』と内容が繋がっているし、こりゃ今までと戦国時代観が変わったよ。「干飯」「芋がら縄」「味噌玉」、武田の強さの根源「ほうとう」など。いつの時代も食べれることは幸せなんだね。2022/08/19
alleine05
14
今までのこの作者の時代ものは歴史上で有名な武将の話が主だったが、今回はタイトル通り雑兵の話。それだけにやはりこの時代生きるのってたいへんだったのねとよくわかる。ギャグのおかげで笑える描写にはなっているけど。そしてめしとタイトルについている通りお食事ものでもあるのだけど、さすがに主人公が雑兵という立場だからめしもそれなりの内容。それでもなんだかんだで美味そうだけどね。1巻完結ではなく続くようだけど、最終的にはどういうところまで進むのだろう。2022/08/22
金目
10
重野先生の新しいファミリー漫画、ただし戦国時代の雑兵が主人公w武士であれば誇りも名誉もあろうが、雑兵はうまい飯が食えればどこにでも戦いに行くという、壮絶な状況をあくまで楽しく分かりやすく描いているのはさすが。なんでもおいしく食べるつるちゃんのくるくる変わる表情がまた可愛い2022/08/10
水渕成分@小説家になろうカクヨム
8
これはまた新しい切り口。重野氏の引き出しはまだまだあるか。2022/08/07
もだんたいむす
7
馬場信春がめちゃくちゃイケメン。あと、戦国時代の食べ物のことが分かり、面白い。2022/08/25